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世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

詩島瑠璃の実践詩の書き方2

2014-10-03 06:44:09 | 月夜の考古学・本館
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詩書きの練習④「感性の中心」。何かを感じることの中心は心じゃなくて魂にある。これ大切ね。自分の感性のありかを探してそこをつかんでおこう。けっこう難しいのよ。心は嘘をつけるが魂は嘘はつけない。その嘘をつけないところを、自分の中でつかんでおこう。それが感じることの中心。最も大事な事。

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詩書きの練習⑤「よい詩は読もう」。新潮文庫に「現代名詩選」というのがある。自分の好きな詩を探す便利な一冊。手にしてみよう。瑠璃は島崎藤村と宮沢賢治が好き。みすずもいい。会田みつをはペケ。谷川俊太郎もペケ。心に響く詩を見つけよう。好きな詩人の真似して書いてみるのもいい勉強。

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詩書きの練習⑥「名前集め」。とにかく語彙を増やしましょう。自分の好きな分野の、少し奥に入り込んでいくと、おもしろい言葉に出会う。瑠璃星が好き。最近はウィキがあるので便利だね。ベネトナシュ、アルタルク、これ星の名前。気に入った名詞が見つかれば、ノートに書いておこう。動詞や副詞もね。

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詩書きの練習⑦「名詞と動詞」。今日は名詞と動詞を組み合わせて隠喩玉作る。「花が咲く」これ当たり前。咲くはおいといて、名詞をいろいろ変えてみる。想像力は豊かに高く飛ばしてみよう。岩が咲く、月が咲く、鈴が咲く、真珠が咲く、海が咲く。いろいろ自由に組み合わせて面白い隠喩玉作ってみよう。

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たくさんの人の絵を見ていて思う。人間は淋しいのだ。それが絵に出ている。だから絵の中の少年がうつろなきつい目で人を見ていたりする。女の子がお人形みたいになって微笑んでいる。欲しいのはほんとはそんなものじゃなくてもっと別のものだ。でもそれが何かわからない。若いね。隠してる心が見える。


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