世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

月の世の物語

2019-09-06 04:38:10 | 気層化石


昨日は、かのじょの「月の世の物語」を最初から読み直していた。

ひさしぶりに読んでみたら、細部のことなんか忘れていて、新鮮におもしろかったね。

かのじょは丁寧に言葉をつくる。ときどきいやみなほどに美しく書く。

それが実にここちよい。心の底から澄んでいる。

女性並みに美しいとはこういうことなんだ。

「風紋」と読み比べると個性の違いがあきらかにわかるだろう。あれもいいけどね、かのじょとは全然違う。

これから、小説をまた書くかどうかはわからないけど、かのじょみたいな作品は二度と書けないだろうね。





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