世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

少年たち

2012-02-09 07:45:56 | 画集・ウェヌスたちよ
「日照界の少年たち」
「刺」の編に出てきた、日照界の少年たちです。少年は、たいてい、二人組で仕事をしているようです。

左側の少年は、お話の中では「今は滅びた大陸系古民族の顔」という風に書きましたが、要するに、イメージの元は、新大陸発見に伴う多くの白人の移民活動によって、今は滅びてしまった温和な現地民族というところでしょうか。ネイティヴ・アメリカンと今ではいうのでしょうが、呼称にもいろいろ問題はあるのでしょうね。
彼らが頬に刺青をしていたかは、知りませんが、物語に出てくる地球は、現実の地球によく似ておりますけれど、微妙に違いますので…。そこらへんはご了承を。



「月の世の少年たち」
「名」の編に出てきた、少年たちです。両方とも白人系の金髪の少年にしてみたら、「トーマの心臓」みたいになってしまいました。萩尾望都先生には少女の頃からのファンですが、たっぷりと影響を受けていますね。

トンネルを前にして、一生懸命名前を考えているところです。



「眼鏡の少年」
ちょっと写真に問題ありますが。豆のさやの形の船に乗って、いろいろとものや人をあちこちに運んでいくのが、彼の仕事のようです。彼は別章にも、ちょっとだけ顔を出します。豆のさやの形の船って、どんなのでしょうね。一応考えてはいるんですけど、描くのはめんどうなのでやめました。

図は、本章「人」の編で、死んでしまったばかりの金髪の少年に向かって手を振っているところです。

色鉛筆の絵は、すぐに描けるので、一日に何枚もできてしまいます。いろんな絵を描いているので、これからもどんどん紹介していきたいと思います。

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