朝、夜が明けて間もないころ、近所を散歩するのを日課にしている。
一人歩いていると、よく馬鹿が話しかけてくる。
つらいつらいというので、歩きながら解脱の指導をしてやる。
最近では、馬鹿もわかってきたのか、自分の自分、て2,3度言うだけで、解脱するようになった。
根性入れて何度も繰り返さなければならなかった初期のころと比べれば、格段に楽になったよ。
馬鹿なことばかりして苦しんでいた馬鹿が、解脱して、立派な自分自身になっていくのを見るのは、感動的だ。
問題もあるけど、これは一生続けていくものと思っている。