
「普通」ていうことばに、苦しめられたことのない人は今、この世界にはいないと思います。わたしも子供のころから、よく言われてきました。
「おまえは普通じゃないよ。普通になりなさい」
で、では普通って何?てたずねると、その人は怒る。怒るってわかってるから、たいていの人はもういわれたまま、だまってしまうんですけどね。ああ、この人は苦しいんだな、て感じで。
「おまえは普通じゃない」ていうのは要するに、「おまえは俺とは違うからきらいだ」ていう意味の言葉です。人間はみんな違うから、そんなことは当たり前なんですけど、自分がいやで、自分がどこにもないって感じてる人は、ただ他人が自分とは違うってだけで、いやだと感じてしまう。他人がいることが苦しい。だからありとあらゆる他人を責めてしまう。
「普通になれ」って言われたって、なれるわけがないんです。それは「お前は俺じゃないからきらいだ、俺になれ」てことですから。すなわち、「おまえのほんとの自分を捨てて、みんなおれの言うことを聞け」ていう意味の言葉ですから。これは、本当に苦しい言葉なんです。おまえの自分自身を、俺によこせっていう意味だからです。魂をよこせっていってるのと同じです。
「普通」ていうことばは、本来そんな意味はなかった。けれど、自分を見失って生きることが苦しくなりすぎた人間が、他人を攻撃して自分の虚しさを少しでも癒すために、あらゆるものをせめてもいいと許可を与える幻の魔王のようにしてしまった。
「普通」なんてものはない。それは幻なのです。金子みすずの言うとおり、人間は「みんなちがって、みんないい」。それぞれがそれぞれであることがすばらしい。
今の自分が、「当たり前に」できることが、すばらしいんです。
本当に、人間はすばらしい。普通に、当たり前が、すばらしいんです。
それがほんとの、「ふつう」です。
「おまえは普通じゃないよ。普通になりなさい」
で、では普通って何?てたずねると、その人は怒る。怒るってわかってるから、たいていの人はもういわれたまま、だまってしまうんですけどね。ああ、この人は苦しいんだな、て感じで。
「おまえは普通じゃない」ていうのは要するに、「おまえは俺とは違うからきらいだ」ていう意味の言葉です。人間はみんな違うから、そんなことは当たり前なんですけど、自分がいやで、自分がどこにもないって感じてる人は、ただ他人が自分とは違うってだけで、いやだと感じてしまう。他人がいることが苦しい。だからありとあらゆる他人を責めてしまう。
「普通になれ」って言われたって、なれるわけがないんです。それは「お前は俺じゃないからきらいだ、俺になれ」てことですから。すなわち、「おまえのほんとの自分を捨てて、みんなおれの言うことを聞け」ていう意味の言葉ですから。これは、本当に苦しい言葉なんです。おまえの自分自身を、俺によこせっていう意味だからです。魂をよこせっていってるのと同じです。
「普通」ていうことばは、本来そんな意味はなかった。けれど、自分を見失って生きることが苦しくなりすぎた人間が、他人を攻撃して自分の虚しさを少しでも癒すために、あらゆるものをせめてもいいと許可を与える幻の魔王のようにしてしまった。
「普通」なんてものはない。それは幻なのです。金子みすずの言うとおり、人間は「みんなちがって、みんないい」。それぞれがそれぞれであることがすばらしい。
今の自分が、「当たり前に」できることが、すばらしいんです。
本当に、人間はすばらしい。普通に、当たり前が、すばらしいんです。
それがほんとの、「ふつう」です。
人はみなそれぞれユニークな存在です。それぞれがそれぞれであることが美しい。
けれども、自分を見失って自分をなくした人には、その違いが苦しいんでしょう。自分以外の人間はみな、自分にはできないことをしますから。そこにねたましさを感じてしまったら、生きることは際限なく苦しくなってしまう。それは、自分以外の人類すべてに嫉妬することですから。
普通ということばに、幻の権力を与えて、自分以外の人間をうばおうとする。それはもう使い古された手管です。だまされる人は少ないのですけど、まだそれをやっている人はいます。
してきたんですね。
普通は平穏な言葉だったのにある日攻撃的な言葉と
なったんですね。
自分は特技がないと思って自分を普通と基準にして
特技のある人を攻撃したんですね。
ほんとうは人は誰でも他人にはない特技があるのに
それを気付かないのでしょうね。
私も小さい時から考えがユニークだといわれました。
そのユニークは普通でない.変わってるという意味だった
と思います。
空想や夢みたいなことをいつもいってたからですかね。
でもみんなと仲良くしていたからいじめはありませんでした。
ユニークといわれるのをちょっとほこりにしていました。
自己紹介では「私はみんなからユニークな人だ
といわれてます」といっていました。