世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

月の世の人々

2012-01-21 07:54:39 | 画集・ウェヌスたちよ
冒頭は、「池」の編にでてきた「黒髪の少年と金髪の少年」です。女の子みたいにも見えますが、一応少年です。服なんかは適当。本編を書いていた当時のわたしのイメージの中では、少年も青年も、みんな紺のような濃い夜の色をしたつなぎのスーツを着ていました。服のどこかに、一応月の世の紋章が描かれてあるはずという設定です。描いてないですけど。



これは、「魔法の印を描く青年」。手の短縮法なんかは適当なんで勘弁してください。ま、こんなもんだろうと適当に描きました。一応胸に、紋章をしるした小さなプレートなどをつりさげてみました。最近は、なぜか、男の人の絵を描くのが、かなり上手になってきたように思います。わたしが描くと、だれもみな、どこかかわいくなってしまうんですけど。



これは、ごくごく一部(つまり私)に人気のある、「準聖者・女性役人」です。髪形もわたしに似てますし。黄色いスーツは月のお役所の制服です。腕に一応紋章を描いてみました。彼女は体内で男性化が進んでいるという設定なので、一応そのつもりで男性ぽく描いてみたつもりなんですが、どうでしょう。

いや、なんていうかな。わたしも実は、男に生まれてきたかったな、という思いがすることもあるもので、そんな思いが、彼女に投影されているのかもしれないです。

月の世、日照界で、「青年、少年、子供、若者、役人、魔法使い」などなどと呼ばれて、人々の魂の世話をしたり、大きな仕事をしたり、よけいなことをしたりする人たちは、一応人間ではないという設定です。では何者なのかというと、わかりません。精霊と人間の真ん中ぐらいの存在という感じかなあ。

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