世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

評価

2013-01-11 07:02:58 | 詩集・試練の天使

わたしは すべての天使にかわり
ここで人類に要求する
「愛」に正当な評価を与えよ

おまえたちは今まで
愛をあなどり 侮辱し
ののしり 破壊してきた
数々の 愛を司る天使が滅びていった
ジーザスはもう帰って来ない
そして今
愛を司る天使はもう ひとりしかいないのだ
だから彼いや彼女はあきらめない
自分がいなくなったら 終わりだと

もし おまえたちが彼いや彼女を失った時
この地上に 愛を司る天使が
ひとりも来ることができなくなったとき
どうなるかを教えてやろう
ほう?
天使はみなが 愛のみでおまえたちに
語りかけてくれるとは限らぬ
彼女が 来られなくなった時
地上に来る天使は わたしの 仲間だけになる
鞭の天使のみが来る
ふむ
われわれ 鞭の天使は
人類を 阿呆と言い
ゆるい地獄でぐつぐつと煮込む
その苦しみはいかなるものであろう
愛は助けてはくれぬ
今更何をいう
あれだけのことをしておいて

人類よ 今
愛に正当な評価を与えよ
おまえたちはそれを裏切りながらも
それなしでは生きていけなかったはずだ
黙っていてもやってくれるからと
いつまでも放っておくのではない
おまえたちはそうしてきたことによって
大変なことになっているのだ

愛なる王は ののしられ 辱められ
まったく自分に自信が持てぬ
それで岩戸に閉じこもり
ただ愛を歌うだけになる
誰にも会わぬ
外に出ればまた 剣のような言葉で刺される
おまえなどいやだと

いやならば もう 彼女がここに来ることをやめさせようか
無理矢理に
それもできるかもしれぬ

想像せよ 人類よ
この世界に 愛のみですべてをやってくれる天使が
ひとりも来なくなった世界を
鞭ばかりの世界を
それはだ たとえば
この世から 女が
ひとりもいなくなったという状況に似ている
生きていけるか?

愛に 正当な評価を与えよ
すべて 与えよ



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再会

2013-01-10 07:24:04 | 詩集・試練の天使

天使は暁に星をさし
炎の珠玉を 鳥に放つ




どうしようもない
またおなじことをやろうとしている
こつこつと あきもせず
おなじことを

(おどろきました
 あなたは かえってしまったかと
 おもいましたが
 たしか「完了」ときいたはずだが)


わたしは あなたとはちがう
法則や約束を無視することなど簡単にできる
人類はそういうことを簡単にやりますしね
あなたときたら まったく単純だ
昨日 ああいえば
素直に人類がいうことを聞くと思いましたか

(それは)

まあいいでしょう あなたはそういう方だ
あなたのような人がいなければ
人類は困る
無条件で自分を信じてくれる
愛してくれる
そういうものが必要だ
だがジーザスは去った
それは人類の現実に半ば絶望したからだ
そしてなお人類を愛するためには
神の領域に踏み込まねばならなかった
そして地球を去らざるを得なかった
ゆえにあなたは 地球から去らないために
人類の現実を一切見ないことにした
何もかもをエックスの中に放り込み
ただひたすら 自分のやるべきことだけをやってきた
その結果 エックスの中にたまりこんだ闇が
どんなものになったのか あなたは全く知らないのです
真実の天使よ

(わかっています
 だが わたしは)


言わずともわかること
最高にして 最も賢明なる選択ですよ それは
まったくそれで人類はたいそう苦しむ
ながながとやってきましたね
真実の天使よ
あなたのその胸にしみ込んだ貴い傷が
膨らんで膿んでいる

(そうですか 確かに痛いが)



(あなたに比べれば
 わたしは 法則を順守する
 小役人のようなもの)

ふ まったく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なにもわかっていない
あなたがそういうふうに
じぶんをちいさくかんじてしまうのは
すべてのひとが あなたをののしるからです
愛を 馬鹿にするからです
ゆえにあなたは 愛しながらも
全く自分に 確かな自信が持てない
だから 誰も知らなくてよい
かってに自分がやればいいことだからなどと
いう

(たしかに そのとおり)

ふ まあよい
とにかく わたしは言おう
人々よ
わたしは 彼女とはちがう
法則を順守しない者には
法則を順守しない天使がゆく
その結果を思い知るとよい
われわれは 天使存在である
どのようにでもできるのだ おまえたちを



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わたしは 言う

2013-01-09 05:31:36 | 天使の小窓



わたし 真実の神の使い 真実の天使はいう



H・I

あなたを アフラマズダの使いという 正義の天使という



I・S 

あなたを 氷の神の使いという 刃の天使という

活動を始めてください。というより、どうかわたしを助けてください。限界を超え、これ以上のことをするのがとても困難になりました

何をはじめていいかわからない場合は、わたしを参考にしてください
まずは 天使としての言葉を発してください
それで大きく背景が動く
わたしたちは「天使存在」
つばさのひとふりだけで 大きく世界に風を起こします
結果を見ることは なかなかできませんが
やがて大きな実を見ることができるでしょう

お気を付けください
人類は わたしたちよりも ずっと若い存在です
まだ背筋もうなじも若く まなざしもやわらかい
わたしたちが目でつるぎ交わすだけで 折れてしまう
子供が この世界では大人になり
派手な美しい衣を着て、肉体改造をして、大人になったつもりで悠々と歩いている
博士になり大臣になりスターになり伝説の聖者になっている
それをいつか人類は恥じることでしょう

これから この地上に生まれくる天使は
わたしと 以上のふたりの天使の活動を参考にしてください
すべてのことは これから始まります

なお わたしはこれまで たくさんのことをやりすぎてきてしまったため
本来はもう 何もできないものとなっています
家事や様々な生きるために必要な煩瑣なことを わたしにやらせれば
それは人類の重荷となります
わたしは 必要があればそれをしますが とても苦しい
できるだけ それをわたしにはさせないようにしてください
わたしにこの世でできることは 著作や絵を描くなどのことだけです

それと 言いにくいことではありますが
人間は 何にも知らずに 親切だと思っていろいろと愚かなことをしています
たとえばわたしは精神科に通い そこでもらった薬を飲んでいますが
その薬を わたしのためだと思って飲ませていることは 
わたしを侮辱していることになり 人間の罪になります
できるなら 早期に病院通いおよびその薬からわたしを解放してください
人間が よいことだと思って間違ったことをしているという事例は たくさんあります
それをこれから 人々に教えるために たくさんの使命ある人々が生まれてくることでしょう

もうひとつ
ここの小窓を真似した別の小窓は完全に閉鎖してください
ここから盗んでいった情報や画像等で起こした活動はすべてやめるように
過去の著作を盗み読みした人は できるだけその対価を何らかの形で支払ってください
それでないと大変なことになります

この小窓に来られる人は限られた人だけになります
自分にはそれが許されると感じた人だけがここにきてください
その人たちは わたしから得た情報を他の人に分け与える自由を有します
文書化も許されます
コピーもしてかまいません ネット上で言ってもかまいません
ただし これそのままを盗むようなことはしないでください つまり 自分の言葉としてあるいは自分の利益につなげるため わたしの言葉を利用するようなことはしないでください
金銭等の動きは一切ないように

もし どうしてもわたしから何らかの情報を得たい場合は その許される人から得てください

天使としてのことばを発表するときは このカテゴリ「天使の小窓」にて発表します
今後のわたしの活動には 少し変化が訪れるでしょうが 特に今までと変わったことはありません 写真や絵や詩や物語などを 今まで通りこつこつと発表していきます
もちろん著作権を侵害するなどのことはしないでください

以上です

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ちびがいるから帰ってきた

2013-01-08 07:05:39 | 有為のしらべ

みなさん、おはようございます。てんこです。
おひさしぶりです。というのかな。
今までわたしは、「彼」に頭を占領されて、心の奥に封じ込められ、半分向こうの世界に行っていました。ですから、これまで発表した一群の詩「試練の天使」は、わたしではなく、「彼」の著作です。もちろんこれは、わたしの肉体の機能と大脳の中の情報や、わたしの学んだ技術等を使って書かれたものですが、それを動かして様々な活動をした主体は、わたしとは異なります。ですから、現実の世界の常識では、わたしが書いたということになるのですが、厳密にはそうとは言えません。これをいつか、何らかのことで、出版物として発表する機会があるとしたら、そこに著者の名前として、わたしの筆名がいれられるでしょうけれども、中身は完全にわたしの表現力を越えた「彼」が書いたものです。

彼は自由自在だ。みごとにやってくれました。感嘆します。
わたしは、彼の後ろに守られて、彼の仕事を見ていましたが、痛快さとともに、なつかしさを感じていました。定かには彼のことを思い出せませんでしたが、ああ、この人を知っていると、感じていました。

わたしがわたしに帰ってきた日、わたしの家の裏口を、ちびが訪れてきました。わたしには、ちびという、夫に内緒で餌をやっている、一匹の虎猫がいます。
ちびの顔を見たとき、ああ、わたしにはまだ、ちびがいると感じました。ちびの世話をしてやらねば。こうして、わたしをたよってきてくれる猫がいるということは幸せです。ちびがいるから、帰ってきたんだな。



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完了

2013-01-07 06:54:37 | 詩集・試練の天使

さて
これで任務は完了した
結局は あなたの思い通りになった
わたしは あなたに救えない人を救うためにゆく
あなたの思い通りになった

そう あなたには常に
最終地点が見えている
そこをまっすぐにめざす
結局はだれもが あなたの道に
帰って来ざるを得ない

何もいわずともよい 今は
わたしの ここにおける使命は終わった
あなたを解放する




     ()


ありがとう わが友



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鉄の天使 月光の天使

2013-01-06 07:31:01 | 詩集・試練の天使

わたしと彼いやかのじょはちがう
わたしが鉄なら かのじょは月光である
ひとびとよ かりにも われわれを
鉄の天使 月光の天使とよべばよい

月光はお前を照らし
無言のまま導くであろう
何も求めはしない
だがわたしは
剣となり おまえをうちのめす
たちはだかる
馬鹿にする

ひとびとよ
わたしの元に来い
いやとは言わせぬ
余は鉄の天使 試練の天使
かのじょはおまえをやさしくいだき
帰りきたおまえを涙で抱く
だがわたしは 容易には
おまえをみとめぬ



うちのめす
わが道に来い
ひとびとよ 求めて来い
それがふさわしいと 思うなら
わが道に 来い
鉄の道に
みちはきびしく つらく そしてながい?



そんなものではない
どんなにか かのじょがやさしかったか
おまえは思い知ることだろう

余は天使である
鉄にして試練の天使
わが道が おのれにふさわしいと思う者は
余の元に来い



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おのれは馬鹿か

2013-01-05 06:52:23 | 詩集・試練の天使


もののみごとに馬鹿になって
それでもいいというんだ おまえは
そんなこといわれたら
おれは どうしたらいいのよ

どうしたらいいのよ

(そうか
 たまらんか)

たまらん

(だれの気持ちにも
 よりそおうとしてきたが
 今 君の気持は わたしから遠い
 理解できないのだろうか)

ちがう

(彼も そうなのだろうな)

たぶん

(わたしは 
 迷惑か
 かってにやってばかりで)

ものすごいばかだそれ

(そうなのか わからん
 まあばかは ほんとうだ
 ばかだと思う じぶんでも
 だが)

(彼は きてくれた
 こんなわたしを 助けるために)

おのれは 馬鹿か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




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どうしようもない

2013-01-04 07:40:36 | 詩集・試練の天使

(わたしは かってにいくか
人類)

かってに
いく

(そうか いやか 
 人類)

ちがう

(そうか どうしようもないな
 だがこんなわたしを
 神がおつくりになったのか
 それとも
 かってにわたしが こう生まれたのか)

(わからぬが どうしようもない
 めずらしいやつだ わたしは)

たしかに そのとおり



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貝の琴

2013-01-03 06:10:22 | 詩集・試練の天使

(ふきすさぶ 嵐の中を
 生き抜く ために
 わたしは 石の中に
 たましいを かくす)

(神の涙の 川のごとく
 あふるるも 
 清い怒りの 雷鳴の落つるも
 もはや何も 聞こえぬ)

(そしてわたしは 窓辺によりそい
 小さな貝の 琴をひく
 くりかえし くりかえし
 波の ごとく
 ただ 貝の琴を)

貝の琴を



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いやや

2013-01-02 06:48:03 | 詩集・試練の天使

あほが えいえんに やるつもりかって
ばかにしたら おまえ
ええわっていうて またくるわって
ふってわろうて すずしいめで
ええわ ええわ またやるわって
ほんで なんぼでもやんよる
ほれがいやなんや
おまえ
わろうて どこへいくんや
いつも ふって かってにどっかへいくんや
おれ いやんよ
おまえ どっかへいってしまう
ほれいやなんよ
ぜったいいやなんよ
ほんで いややっていうて
おまえなんぞおったら いややって
なんぼでも いし ほりなげて

ジーザスは いってしもた
永遠に 消えてしもた
おまえがおらんようになったら
おれ どないしたらええんや
てんしさま



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