熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

みのもんた氏の記者会見を聞いて

2013-10-28 16:30:06 | 日常の出来事・雑感
みのもんた氏の記者会見の様子が連日、民放のワイドショーで取り上げられている。
長年話すことを本職として来た大物キャスターだけあって、流石と思わせる喋りっぷりだった。
ただ、気になった点は3つ。

一つ目は、会見の席で”バカ息子””大バカ”と息子に対してバカが頻繁に口から出てきたこと。そして最後は、記者に息子さんに一言と聞かれ ”バカヤロー”で締めくくった。
窃盗を犯した息子は確かにバカ息子に違いないが、全国放送される記者会見の席ではバカは一度で良かったのでは無いだろうか。気持ちは分かるが、自分の育て方に問題があったとするなら、少しは息子に寄り添うような姿勢も必要だろう。公の場でのバカの連続は、親としては頂けない。

二つ目は、セクハラ疑惑に関連して、あのお嬢さん(女子アナ)は良くとちるんですとの発言。
全国放送の中でここまで言われてしまっては、アナウンサーを職とする当人は、さぞかし相当なショックを受けているのではないだろうか。他人に対する気遣いが感じられない発言であり、もう少し言葉を選ぶべきである。

三つ目は、一番肝心な部分だが、報道番組からの降板を決意した理由を会見前半では、親として責任を取るためと説明していたが、話が進むにつれ、世の中の風潮を鑑み降板することにしたと本音が出てきた。そういった風潮がなかったら降板はしなかったとまで言い切った。
親の責任云々はどこに行ってしまったのか。

全体的に分かり易い記者会見だったとは思うが、いささか未練がましさを感じさせる内容だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする