熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

伊豆奥下田・観音温泉に泊まる

2013-12-19 14:16:49 | 国内旅行
自家源泉かけ流しの温泉宿で、五つ星の宿にも選ばれたことのある下田の観音温泉を訪れた。
伊豆急下田駅から送迎バスに揺られること約25分、途中からは民家も無くなり、対向車がやっと行き交える山間の一本道を上り詰めた自然豊かな環境にある。





タクシー事業で成功を収めた創業者が信仰していた観音様が夢枕に現れ、そのお告げを受けたことがこの温泉の始まりとかで、名前の由来になっている。
本館の前には観音像が佇んでいた。館内にも観音様に関連する置物などあった。


本館受付は和風旅館を感じさせないモダンな作りで、受付前のロビーは広く、大きなソファーが置かれていてゆったりくつろぐことが出来る。


この宿の特徴は、何と言っても敷地内にある3本の自家源泉で、全ての風呂は加水・加温をしない源泉かけ流し。
その一つの源泉を使った観音の湯「ガラティア」と名付けられた天井高10m以上ある合掌造りの風呂専用の建物。
広い総檜風呂の内湯と露天風呂がある。






泉質は、pH9.5の強アルカリ単純泉で且つ、超軟水。お湯に浸かると体に石鹸をぬったかのようにツルツルする。

全ての部屋にも源泉かけ流しの露天風呂が備えられている。


こちらは別の源泉から引いている日帰り入浴施設、観音プリンシプルの内湯。 露天もある。
ここの源泉温度は42度前後とやや低めのため、この時期は少し温く感じる。


食事は鮮魚を中心とした会席料理。
量的には少なからず、多からずで丁度良かった。
夕食の前菜と刺身、これに揚げ物が付く。




朝食は焼き魚、卵焼きなど。


モデルのミランダ・カーや松平建、谷亮子、アントニオ猪木など有名人も訪れたことがあるそうだ。


ここの温泉水は飲むことができ、商品化されていて充填施設が宿から少し離れた場所にある。
チェックアウト時、土産に頂いた。
飲料水以外に日本酒や化粧水など、ここの源泉水を使った商品が販売されていた。


周囲には民家など何も無いうえ、道路の終点にあるため行き交う車も無く静かな環境にあり、のんびりと源泉かけ流しの湯を堪能することが出来た。


コメント (2)
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