熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

増える戸建住宅の空き家

2011-10-13 17:42:20 | 日常の出来事・雑感
先日のテレビの報道によると、数年前から戸建住宅の空き家が全国的に増える傾向にあり、これからもこの傾向は変わらないだろうとのことだった。

理由は、戸建てを保有する高年齢者が健康問題から介護施設に移り住んだり、伴侶を亡くしたことをきっかけに子供の家に引き取られたり、手軽なマンションに引っ越したりする一方で、売却がうまく行かない結果、誰も住まなくなった戸建住宅が増加しており、今後も増え続けるというものだ。

我が家の隣に住んでいた60代の夫婦も、20年近く住んだ戸建てを処分してマンションに引っ越した。理由は、子供が巣立って夫婦二人には広すぎることと、維持が大変だということだった。処分できたので恵まれたほうだろう。

売却できなければ、人に貸すことにより空き家にならずにすみそうだが、これも簡単な話ではなさそうだ。
少子高齢化により現役世代が減少傾向にある中、余程便利の良いロケーションならまだしも、郊外となるとわざわざ戸建住宅を求める借り手は少ない。加え、マンションと比べて維持・管理に手間を要す。 

高年齢化の進展に伴い戸建の中古物件が増えれば増えるほど買い手市場となり、二束三文でも売却が難しい時代になろうとしている。バブルの頃、土地価格は毎年5%以上値上がりし、人気の分譲地となると抽選倍率が50倍、100倍が当たり前だった時代が嘘のようだ。
我が家でも将来、戸建てに住み続けることが難しくなって来たらマンションに引っ越そうかと考えているが、今の住宅をどうするか悩ましい問題である。


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