道南 -幌尻岳ー
4回目の北海道は、網走空港に下り立ち、雌阿寒岳、幌尻岳、羊蹄山に登り、
途中、洞爺湖サミットのホテルで昼食をとり、小樽を見学の後、千歳空港から
帰途に就いた。レンタカーを駆使した6泊7日の山旅&保養旅であった。
雌阿寒岳については、先に「知床の山々と花」で掲載済みであるので、主に
幌尻岳と羊蹄山について記載する。
1.幌尻岳と山上の花畑
幌尻岳は日高山脈の奥深くに位置する懐の深い山だった。途中、糠平川を何回
も横断するというので、滑り止めの草鞋を用意し、腰下は濡れてもよいように
タイツに半ズボンという出で立ちとなった。初日は幌尻山荘まで、最初は長い山道
を進み、次いで糠平川を15回位、支流を10回位横断した。膝位の水位だが、
飛び石から足を踏み外すと腰まで水に浸かる。
翌年、増水したこの川で名古屋の女性や大学生が水にのまれて遭難した。
翌日登山した幌尻岳はガスと強風で景色を楽しむことはできなかったが、山頂
手前のカールはお花畑で、いろいろな花が咲き乱れていた。登山道ではリンネソウ
やエゾツツジが目をひいた。
以下、個別の写真を掲載します。
以上で幌尻岳の自然観察を終了します。