中欧の旅で最後に訪ねたのはハンガリーである。ハンガリーは(首都ブダペストも)日本から
は遠くて、なじみの薄い国である。ただ、現在のハンガリーの住人マジャール人という民族は
アジア系で、幼児のお尻には日本人と同じく蒙古斑点があると聞いており、その点親しみを
感じるが、現地で見る顔かたちは西洋人に見える。
ハンガリーに入ると観光ガイドは、ハンガリーの国名について、5世紀頃にフン族(Hun)が
大移動してきてヨーロッパ(Garia)に建てた国(Hun-Garia)であり、これを英語読みすると
ハンガリーとなり、これが国名ハンガリーの由来であると説明を受け、納得した。
(但し、歴史を調べてみると、なかなかに複雑である。中欧の肥沃な平原に位置するこの国が
昔から重要であったことは理解できた。少し調べて、まとまれば、投稿する)
ハンガリーの首都、ブダペストはドナウ川の北側の高台のブダ地区(為政者が支配)と、南側の
低い平原のペスト地区(下町)からなり、合わせてブダペストとなっている。 (ブダとは、フン族の
最盛期の王様、アッティラ王(453年没)の兄(ブレダ)の名前に由来するらしい。)
ドナウ川から見上げるハンガリー王国の王宮は重厚で、威圧感があり、いかにも力強い国で
あった様を伺わせる。
我々の旅では、王宮周辺、ドナウ川にかかる鎖橋、 等を見学観光した。ドナウ川クルーズ
で見る、宵闇に浮かぶ王宮は、重厚な中にも美しく輝き、なかなかに見応えがあった。
(お詫び) R3.5.5
フン民族の大移動、またハンガリー平原の歴史を調べてみようとしていましたが、思うように調べが
進みませんでした。
新たにタイトルを「世界歴史遺産を訪ねて 9-2.ハンガリー平原」と題して投稿します。
<参考>9-2.ハンガリー平原https://blog.goo.ne.jp/ms_blog_trecking120/e/c93b3eff1b2ef4db4468fa4f4d989a27
<参考>10.ギリシャhttps://blog.goo.ne.jp/ms_blog_trecking120/e/20a6b5006c7943c7bcaa74e5f868f1d1