平成28年10月27日、28日と京都へ出かけた。今年早春に出かけた戦没者
フィリピン慰霊巡拝・第3班(22名)の懇親会が開催されたので、これに参加し
たが、懇親会の前に個人で、庭園が素晴らしい天龍寺を訪問した。
紅葉を期待したが、1~2週間早かったようだ。それでも楓が色づき始めており、
門前のススキの穂や借景の山々、また境内の名園を堪能した。
次いで、夕刻に向かった懇親会場の料亭がんこ(高瀬川二条苑)は戦国から江戸
初期に活躍した京都の豪商、角倉了以(スミクラリョウイ)の別邸であった。ここは高瀬川
源流庭苑ともよばれる日本庭園がある。明治の元勲山縣有朋もここに別邸を有した。
(参考)翌28日は三十三間堂、伏見稲荷を訪ねたがこれは先にブログに掲載した。
天龍寺(臨済宗・総本山)は、
足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うため、1339年に建立した。京都五山の
第1位の寺で、世界文化遺産に登録されている。8回の大火に遭い、現在の諸堂は
明治時代に再建されたものだ。庭園は曹源池を中心に嵐山や亀山を借景とする池泉
回遊式の庭園であり、開山は夢想疎石の作である。
以下、個別の写真を掲載します。
以上です。