7月19日、可睡斎を訪ねた後、もう一つの遠州三山、油山寺を訪ねた。
油山寺は行基大徳上人が701年に開山した真言宗のお寺さんだ。目や足腰に御利益が
あると親しまれてきたお寺さんで、この山に、昔、油が湧いていたので油山寺と名付けられ
たといわれている。境内に「るりの滝」があり、この水で目の病気が治るといわれている。
目の霊山、足の神様と言われる御利益のあるお寺さん(医王山薬王院油山寺)である。
お寺は閑静な山域の中にある。山門をくぐり少し歩くと宝生院と薬師本堂への分岐に出る。
正面を進み礼拝門をくぐると宝生院、方丈、書院などの前に出る。宝生院でお参りをして、
薬師本堂への分岐点まで戻る。
この分岐点から驥山門(キサンモン)を通り、薬師本堂へ向かう。途中に「るりの滝」がある。この
辺りから本堂へは坂道となり100段くらいの階段を上る。 階段を上りきると広場があり、右手
に三重塔、正面に薬師本堂がある。薬師本堂でお参りをして振り返ると、眼下に三重塔が
美しく聳えている。
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<油山寺> 由来: 遠州三山の一つ、医王山薬王院油山寺(イオウザンヤクオウインユサンジ)は、
大宝元年(701)に行基大徳によって開山された真言宗のお寺です。すべての人の穏やかな
暮らしと無病息災を祈り、行基大徳は本尊の薬師如来を奉安されました。
油山寺という名前は、昔この山から油が湧き出ていたため「あぶらやま」と呼ばれていたことに
由来しています。(油山寺のHPから引用)
以上です。