今、我家には原産地直輸入の花が3種咲いている。
一つは、先に啓上したが、浜木綿だ。串本の浜で拾ってきて、10年以上に
なる浜木綿である。最初に1本だった軸が、4軸から6軸に割れようとしている。
各軸から1本ずつ花芽が伸びて開花している。今年は実が付きそうだ。一度
3年前に実が付き、その実を乾かして、植えておいたら4本芽が出て生長した。
次は、カノコユリである。3年前の7月に甑島(九州川内市)へ観察に出かけ、
保存会の方から現地で分けていただき、持ち帰ったものだ。翌年(2018年)から
しっかり咲いてくれている。今年は2鉢ある中で小さな鉢の方から咲きだした。
咲き始めて1週間ほどになる。次に大きな鉢の背の高いカノコユリの開花が
待たれる。
3番目はエゾリンドウだ。昨年9月中旬に、相棒に付き合って、長野県の湯ノ丸
高原に出かけた。湿原や草原、登山道でエゾリンドウとオヤマリンドウを調べて
回った。エゾリンドウは茎の最上部と中間にも花を付けるのが特徴の一つだ。
スキー場のオーナーが、場内のエゾリンドウを分けてくれたので、持ち帰った
ものだ。大きな鉢に雑草と一種に植えておいたら、しっかり芽が出て、綺麗に
咲いてくれた。
いずれも、我が家では自慢の一品である。
最後におまけだが、マンション玄関に6年前に植えた百日紅が咲いてきた。ちょっと花のつきが少ないですが、・・・。
以上です。