12月4日、植物探索に忙しい相棒に誘われて、薬草園の見学に出かけた。
冬の薬草園へ出かけても何も見る物はないのではないかと半信半疑で同伴したが、
素人でもなかなか面白かった。勿論、初冬なので花はなく枯れた草が多く殺風景では
あったが、綺麗な区画や植物の植え方、綺麗に見せたり、標本を管理する視点、花壇
の造作など私の興味に応えてくれた。
この薬草園(医薬品会社、エーザイ(株)が運営)をインターネットで調べてみると、
日本でも一番大きな薬草園と書かれていた。なかなかにすごい薬草園だと知った。
場所は岐阜県各務原市の一角である。
最初に薬草園を見て回った。区画されたエリアに植えられた薬草、説明のプレート、
自然との調和を考えて植えられた標本、毒草園、構造物の活用など、工夫の数々を
楽しく拝見できた。薬草自体のこと(中身)は、殆ど分からなかったが、知っている草花
(薬草?)名がかなりあって、嬉しかった。
ついで、立派な三角屋根の医薬博物館を見学した。館内の展示はいろいろな視点で
コーナーが設置されており、興味の有る人には喜ばれそうだと思った。私には、入口の
「大黄」(別名、ルバーブ)が目についた。友人からルバーム・ジャムをいただいたので
名前が分かったからだ。
入口近くには漢方薬の由来や正倉院に保管されてていた薬草など過去からの薬草や
医薬品の歴史、オマジナイの類い、などが展示されていた。その他、いろいろなコーナー
があったが、よくわからないので、適当に見て素通りした。
薬草に興味のある方は、ぜひ薬草園を訪ねて下さい。花が咲く5月前後は素晴らしい
薬草園を見られると思います。(蛇足ですが、薬草園も博物館も無料です。駐車可)
薬草園・プレート一覧 (一部分です)
(整理中)