北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

イラガの繭

2011年01月14日 | 冬の散策日記

この写真は2日前の12日に撮影したヒヨドリの写真。木は庭に植えられたプラムの木。
よ~く見ると足元にイラガの繭がある。

この写真がきっかけで天気が晴れた今日、ヒヨドリがいたあのプラムの木でイラガの繭を見に行くことにした。


これがヒヨドリの足元にあったイラガの繭。中が入った本種の繭は初めて見た。
今まで家の窓に成虫が飛んできたことがなかったのが不思議だ。



まだあるかもと探してみたらすぐ横にもう1個あった。こっちの方が図鑑などでよく見るイラガらしい模様。
祖母はこの木の手入をしていて幼虫がいたら駆除しているはずなのに、どうやら捕りのがしているようだ。
繭の抜け殻は見つからなかった。


上から見たらここだけ色が薄い。こっから成虫が出てくるということだ。



3つ目。大きさは15ミリくらい。

成虫はガラス越しの色が抜けた死骸しか撮影したこのがないので来年は成虫も撮影してみたい。


いままで家で見たイラガ類2種の成虫と幼虫。


ムラサキイラガ 2009年7月21日
玄関で2回見てこの写真はモミジにいたもの。



幼虫 2009年9月5日
この仲間の幼虫には毒があり絶対に触ってはいけない。庭や果樹園の害虫で、昔庭にあったサクランボの木ではこの仲間の幼虫が大量発生していた。



テングイラガ 2009年7月28日
玄関にいた。去年は庭でほとんど散策してないのでイラガ類は見ていない。



幼虫 2009年8月31日
小さくて真っ赤。可愛い。
コメント (10)
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