北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

シラカバ材を少し割ってみた

2011年01月25日 | 昆虫の飼育やお話など
昨日アオグロカミキリモドキを出したシラカバ材は、家に入れて雪が解けて出た水を吸い取ってしまったのか先っぽがかなりやわらかくぼろぼろで、木の破片を取り握ったら水が出てくる程にもなっている材だった。
この状態が1週間ほど続いたので、これじゃあカミキリムシの幼虫がいても息できなくてだめだになってるだろうとその先っぽを崩してみても何も出てこなかった。
もう片っぽの方はそこまで水っぽくないものの、それでも木の真ん中と比べるとかなり軟らかい。さっそく崩してみると…

アオグロカミキリモドキが出てきた。
またかと思ったらまた出てきて今回3頭も確認した。



次にカミキリムシの幼虫も出てきた。
幼虫を見るのは初めてだった。うねうね動く。
この硬さがちょうどいいのかもしれないが、幼虫の周りの木は崩してしまったので少し元に戻してから輪ゴムで固定した。これでこの幼虫はちゃんと成虫になれるのか心配だがちゃんとカミキリムシの幼虫は居ることが確認できたのでよかった。



もう1頭
同じ種??同定はできない。



こんなのも出てきた。イモムシが作った道。
いったい何の幼虫なのかさえもわからない。



木の皮についていたもの。



ケシキスイの仲間も出てきた。

ヒメテントウでした。KUMAさんありがとうございました!!


上翅の赤紋が特徴的。


だいたい10センチ弱くらい崩したところで、カミキリムシの幼虫がいることがわかったしこれ以上崩して出てきても対処に困るので崩すのはやめた。

今回もう片っぽの水浸しじゃない、少しに水気のある方に虫が多かったが他の材はどうだろうか。
次回は今日みたいにうまくはいかないかもしれないが、またやってみようと思う。
コメント (6)
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