北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

帰りの風景

2011年01月26日 | 日常の事など

天気が曇りの今日は4時ぐらいから歩いて下校することにした。
遠すぎず近すぎずちょうどいい距離で、今週の下校時はまだバスに頼っていない。歩くのが好きなのと、いい材を持ち帰るために歩く。



恵庭岳と黄金に輝く空
こういうの見るのも好きだ。



キレンジャクの群れが結構近くまで寄ってきた。
この鳥は背中と顔が結構綺麗。


街路樹のナナカマドの下でつぶれたナナカマドを食べていた。
この後僕に糞が命中してしまった。糞というよりつぶれたナナカマドのようだった。群れに近寄りすぎる、いや近寄られすぎるのもよくないな…服に落ちなかったことが不幸中の幸い。



山にできたスキー場が目立つ。眼では見えなかったが写真を見ると、寝ぐらへ帰ってくカラスがかすかながら黒い転々で沢山見える。
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シラカバ材を少し割ってみた

2011年01月25日 | 昆虫の飼育やお話など
昨日アオグロカミキリモドキを出したシラカバ材は、家に入れて雪が解けて出た水を吸い取ってしまったのか先っぽがかなりやわらかくぼろぼろで、木の破片を取り握ったら水が出てくる程にもなっている材だった。
この状態が1週間ほど続いたので、これじゃあカミキリムシの幼虫がいても息できなくてだめだになってるだろうとその先っぽを崩してみても何も出てこなかった。
もう片っぽの方はそこまで水っぽくないものの、それでも木の真ん中と比べるとかなり軟らかい。さっそく崩してみると…

アオグロカミキリモドキが出てきた。
またかと思ったらまた出てきて今回3頭も確認した。



次にカミキリムシの幼虫も出てきた。
幼虫を見るのは初めてだった。うねうね動く。
この硬さがちょうどいいのかもしれないが、幼虫の周りの木は崩してしまったので少し元に戻してから輪ゴムで固定した。これでこの幼虫はちゃんと成虫になれるのか心配だがちゃんとカミキリムシの幼虫は居ることが確認できたのでよかった。



もう1頭
同じ種??同定はできない。



こんなのも出てきた。イモムシが作った道。
いったい何の幼虫なのかさえもわからない。



木の皮についていたもの。



ケシキスイの仲間も出てきた。

ヒメテントウでした。KUMAさんありがとうございました!!


上翅の赤紋が特徴的。


だいたい10センチ弱くらい崩したところで、カミキリムシの幼虫がいることがわかったしこれ以上崩して出てきても対処に困るので崩すのはやめた。

今回もう片っぽの水浸しじゃない、少しに水気のある方に虫が多かったが他の材はどうだろうか。
次回は今日みたいにうまくはいかないかもしれないが、またやってみようと思う。
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朽木の中の虫

2011年01月24日 | 昆虫の飼育やお話など
昨日、家の中で木を割ったら2頭の甲虫が出てきました。


木にぶら下がってた枯れたヤマブドウのつるを持ち帰って割ってみたらキクイムシが出てきた。
同定不能



ほかの木にぶら下がってたシラカバのちょっと太い枝を割ったら出てきたカミキリモドキ。


アオグロカミキリモドキだと思う。
カミキリモドキは幼虫で越冬する??ので羽化して春を待っていた個体だろうか??


カミキリムシはいまだ出ず。いったいいつになったら出てくるのだろうか。タマムシが出てきても同じくらい嬉しい。

どれがいい材なのかがわからず適当に拾ってるので運次第。今勉強中といいたいところだが資料も見つからず…誰か教えて!!
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ゼフ卵探し

2011年01月23日 | 冬の散策日記
今日は曇り時々雪。フクロウを見に祖父母と野幌森林公園に行ったが巣はからで見れなかった。


コガラかハシブトガラかで同定に悩む。自信はないがコガラ



ヤマガラ
他はシジュウカラやシロハラゴジュウカラ、エゾアカゲラと普通の野鳥しか見なかった。



菌に侵されて死んだ蛾がこの時期にも残っていた。



3時頃に1度帰宅して今度は近所でジョウザンミドリシジミの卵を探しに行った。
ここは夏ジョウザンミドリシジミが多く見られた場所。ここで30分程探し続けた。



ジョウザンミドリシジミの卵発見
空が薄暗くてポツポツ雪が降っててなかなかうまく写せないが、初めてのゼフ卵はやはり嬉しかった。

この卵はアカシジミのものでした。akiさんありがとうございました!!



こんな枝の新芽の付け根についていた。(中央の新芽の根元に小さくて確認しずらい卵がある。)
1つ見つけるともう今日は満足して帰ることにした。ゼフ卵探しがここまで大変だなんてちょっと予想外だった。
次回はなに狙おうか…それともこれきりになるかもしれない。狙うとしたらならばオオミドリシジミかメスアカミドリシジミ。そのときの気分に任せよう。



夕焼けと曇り空
今日は少し疲れたなぁ。
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ヒロバカゲロウ科

2011年01月22日 | その他の昆虫
ヒロバカゲロウの仲間は近所では3種見ていて、いずれの種も6~8月に暗く湿った林内で見られる。卵は水辺の木の幹や葉上に産む。


ヒロバカゲロウ 2010年6月18日 北広島市
大きさは35ミリ前後。6時前、川の横の草原に数個体が群れて飛んでいた。



2010年6月19日 清田区
こちらも川の横の草原にいた。



2010年7月11日 厚別区
光に飛んできた個体。




スカシヒロバカゲロウ 2010年7月5日 厚別区
大きさは45~50ミリ。オレンジ色の顔が特徴的。



2010年8月14日 豊平区




ウンモンヒロバカゲロウ 2010年8月13日 厚別区
大きさは50~55ミリ。羽のもようが特徴的。何回か見ているが、何故かこのカゲロウだけは撮影する前に逃げられてしまうことが多い。
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