北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

ジュウシホシクビナガハムシに似てる

2011年01月16日 | 不明種
胸部と腹部の斑紋以外はジュウシホシクビナガハムシとまったく同じでかなり似ている。食草も同じらしく庭のアスパラガスに毎年数個体つく。


2009年7月31日
この年は8月まで見られた。



2010年6月14日
去年は6月以降は見られなかった。2009年とは見られる時期が違うのは何でだろう。


食草から考えてジュウシホシクビナガハムシで地域変異??そんなの聞いたことない。僕にはわからない。

あつかましいですがこのハムシの名前わかる人誰か教えてください

このハムシはカタボシクビナガハムシだということがわかりました。
どん兵衛・天そばさんありがとうございました!!
コメント (14)
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ヒヨコのような白い鳥

2011年01月15日 | 冬の散策日記

なんと乱獲されたはずのエゾリスがいつもの場所にいた。
安心した~よかったけど写真はまったくダメ。これはあのおじさんに伝えなきゃ!!


       
今日は快晴。朝の7時半から散策に行ったが、家の温度計を見ると氷点下17度とかなりの寒さ。何でも凍ってしまう。


       
        少しずつ寒さが和らいできた。今日は本当にいい天気で遠くの山もよく見えた。



シマエナガ
普通種らしいが鳥にあまり眼を向けてこなかったので初見。付近に木の実はなく、すばしっこく木をつついてた。
本州のエナガとは違い過眼線(嘴の先から眼の前後に走る線)がないのでよりかわいい。


背中


こう見るとヒヨコのまま羽をはやしたようで愛らしい。
この鳥は10羽ほどの群れでいて、付近にはお馴染みのシロハラゴジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリも多かったカメラの電池がなくなりそうなのでシマエナガに標的を絞った。



エゾオオアカゲラ
この個体は頭に赤い模様がないのでメス。エゾアカゲラより個体数が少なくちょっと大型。


腹は縞模様になっている。この後もっと僕の近くまでよって来たので、シャッターチャンスとシャッターを押すもメモリーカードの用量不足で撮影できなかった…ショック!!



トビ
よく見るけどこの個体は腹と羽で色がはっきり分かれていて綺麗だった。小さくしか写ってないが、やっぱり曇り空の中飛んでいる個体よりも見栄えがある。
撮影はできなかったもののミルク色の身体に、羽の半分から内側の短い羽の部分が黄色の猛禽類が3羽一緒に飛んでいたのを見た。
コメント (6)
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イラガの繭

2011年01月14日 | 冬の散策日記

この写真は2日前の12日に撮影したヒヨドリの写真。木は庭に植えられたプラムの木。
よ~く見ると足元にイラガの繭がある。

この写真がきっかけで天気が晴れた今日、ヒヨドリがいたあのプラムの木でイラガの繭を見に行くことにした。


これがヒヨドリの足元にあったイラガの繭。中が入った本種の繭は初めて見た。
今まで家の窓に成虫が飛んできたことがなかったのが不思議だ。



まだあるかもと探してみたらすぐ横にもう1個あった。こっちの方が図鑑などでよく見るイラガらしい模様。
祖母はこの木の手入をしていて幼虫がいたら駆除しているはずなのに、どうやら捕りのがしているようだ。
繭の抜け殻は見つからなかった。


上から見たらここだけ色が薄い。こっから成虫が出てくるということだ。



3つ目。大きさは15ミリくらい。

成虫はガラス越しの色が抜けた死骸しか撮影したこのがないので来年は成虫も撮影してみたい。


いままで家で見たイラガ類2種の成虫と幼虫。


ムラサキイラガ 2009年7月21日
玄関で2回見てこの写真はモミジにいたもの。



幼虫 2009年9月5日
この仲間の幼虫には毒があり絶対に触ってはいけない。庭や果樹園の害虫で、昔庭にあったサクランボの木ではこの仲間の幼虫が大量発生していた。



テングイラガ 2009年7月28日
玄関にいた。去年は庭でほとんど散策してないのでイラガ類は見ていない。



幼虫 2009年8月31日
小さくて真っ赤。可愛い。
コメント (10)
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ウンモンスズメ

2011年01月13日 | スズメガ科
夏の間に見られる緑色の綺麗なスズメガ。幼虫はニレ科、ケヤキ、ハルニレなどを食べる。


ウンモンスズメ 2010年8月16日 清田区



この曲がり具合が好き。
コメント (4)
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僕らの森の、大事なお話…

2011年01月12日 | 冬の散策日記

家の庭の餌場にどこにでもいる鳥として有名なヒヨドリが来ていた。
今年はこの鳥しか来ない…

今日森で鳥を狙ってたらあるおじさんが話しかけてきてくれた。

どうやら顔が広いらしくこの近所の森のいろいろな情報を教えてくれた。


話によるとこの森で沢山のエゾリスが乱獲されたらしい…乱獲したの誰だ。絶対に許せない…あきれて物も言えない…



たしかに今シーズンエゾリスを見ないわけだ。たった数人のために沢山のこの森を利用する人々の…僕も昔体験しました。小学校の授業で訪れる子供たちの眼を楽しませてくれるはずのあのエゾリスが…

僕1人の力ではエゾリスは、森は救えない。乱獲をする人、最近森の一部が畑にも変わった、どうにもできない現実がこの森をどんどん人間社会の闇によって攻撃されていく…

でも秋、乱獲される前だったらまずいが、近所のスーパーの横の数本の松の木で数百個のエゾリスによるマツボックリの食痕を見つけたし、すべて持っていかれたわけじゃないと思うのでのでまだエゾリスが全滅したわけじゃない。今後見られるのはいつになるのだろう…


あとこの森でエゾシカを見たという人が数人いるらしい。テンもいるとか。知らなかった。僕は1番なじみのあるこの森に関してでさえまだまだ未熟なんだなぁ~

話を聞いてると近所の鹿というのを1度見てみたい、撮影してみたくなった。この冬の大きな目標になりそうだ。

ちなみに話をしてたら朝ごはんの時間になったのでカメラを出す前に1度戻ることにした。また行こうとしたけど、かなりもたもたして雪が降ってきてしまったので中断。

明日からは雪なので散策は当分お預け。午前中の大事な無雪の日を逃してしまったが、貴重な森の情報が手に入ったし目標もできたので結局今日はいつもとは違った大きな成果があった。

話しかけてくれたおじさん、ありがとうございました!!


おまけ:1月10日に撮影した鳥の写真。散策記。


キツネの足跡をたどって鳥を探すことにした。どうやらキツネはかなり雪に埋まっていたようだ。僕もすごくうまった。



足跡は森を抜けた。沢山の鳥の鳴き声が聞こえてきた。上を見上げるとキレンジャクの群れを見つけた。
今回ヒレンジャクは混ざっていないようだ。


かなり高い木の上にいたのでこれで精一杯。



横にエゾアカゲラがいた。
まさにカミキリムシがいそうな枝でドラミングをしていた。どうしてカミキリムシのありかがわかるんだろうか。
この日はありきいたりな鳥じたいにもあまり出会わなかった。鳥たちは森でも暗い場所には少なく縁を好むようだ。
コメント (6)
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