参院選もいよいよたけなわになってきた。
それでなるべく公平な書き方を心がけているつもりだが、その為に判り難いこともあると思うが判読して頂きたい。
この種のブログをお読みの方は十分にご理解頂けると思っていますが、念のために参考資料をを書いております。
選挙を前にして各党ともマニフェストの花盛りだ。
然もその内容をまともに見ると各党とも国民の耳に快良い事ばかり、そして多くの約束が書いてあり、どの党に投票して良いか判らなくなる。
それで、次の方法でマニフェストの内容を検討し、整理してみてはどうだろうか。
1.自党の実績を強調
その逆にその党の起こした問題を考えてみる。
例えば800兆から1,000兆になる借金を産んだのは与党だけか、野党の責任は?
今回のとんでもない年金騒動を引き起こしたのは、与党?またそれを見逃した野党には責任はないのか?
2.提案する政策の財政上の裏付け
福祉政策の強化、手当ての増額、無料化、医療設備の増設などの提案で、予算の裏付けを必要とするものは次の方法で整理する。
(1)予算の裏付けのないものは、単なる人気取り のものと思って消す。
(2)予算の財源として、官庁の合理化を言っているもの。
1)国会議員の定数削減の提案がないものは合理化など本当にやる
気があるのか。
2)今まで同党がその主張をしたきたか。
3)難しい官庁、国会の合理化には長い年月がかかる ことから、提案
を実施するための予算の確保が時期的に直ぐ間に合う のか。
3.経済力の強化し、景気回復をする。安心して暮らせる社会
次のことを説明しているか。
(1)日本経済がこのまま無限に成長できるのか。
(2)膨大な安い労働力を持つ中国に対する競争力をどうしてつけるか。
給与格差の是正、法人税減税反対と国際競争力の確保は?
4.地域の強化や分権
この種の提案は全て地域の首長や議会が立派な人達で良い仕事をしていると言う性善説に立っているが、例えば多くの負債を抱え倒産寸前の地域に対する国の関与と言う安全策の記述があるか。
5.安心できる年金制度をつくる。
具体的な制度の提案があるか。
少子、高齢化の対策を示しているか。
6.医療の問題
地域偏在、小児科、産婦人科、外科などの医師希望者などの具体的提案はあるか。
7.国防、外交問題
外国は性善説、日本は性悪説に立った提案をしていないか。
特に米国の言う事を全て信じる米国一辺倒の外交、防衛政策で良いのか。
日本の安全を確保するためには、外国→性悪説と言う安全サイドに立った提案をしているか。
8.各党の基本政策の中で選挙に不利となるものを隠していないか。
例えば、今後避けられない所得税の問題。
各種支援団体の持っている問題点に対する対策。
選挙に不利になるような主張などなど。
以上書いて来た様に、各提案ごとに現実性の立場から○×△を付けて整理して行けば、マニフェストの項目も大幅に集約され、党の主張や性格がよりはっきりしてくると思う。
<<選挙に行こう>>
1.政権交代それとも自民党続投のどちらを望むのか。
2.出身地域や特定グループの為に立候補した人を選ぶか、世界的な視野を持ち日本の為に頑張る人に投票するのか。
3.選挙区に自分の支持する政党の候補者に首を捻る人がいたとき、敢えて投票するか、それとも党の将来を考えて投票をしないか。
4.比例区の場合、日本のために、また参議院がその役割を果たす為に、党派を超えて優れた人を選ぶか、支持する政党へ投票するのか。
ブログを見ていると、自民党もうさん臭いが野党も頼り無いと言う人達が多い様です。
その人達にお願いです。
今回の参議院選挙には上記のように、多くのそして重要な選択肢があります。
今回だけは、どれもこれも頼り無いから棄権など言わずに、貴重な一票を活かしてはいかがでしょうか。
このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。↓
人気ブログランキングへ
政治ブログへ
参照:
国会議員の選び方
参議院選の選挙に行く前に