サッカーのアジアカップは28日、パレンバンで3位決定戦が行われ、韓国と対戦した日本は、1人退場者が出た相手を攻めあぐんで延長戦まで得点できず、PK戦の末に敗れた。 (読売新聞)
今度の試合に限らず日本の試合でいつも思うのだが、素早いパス廻しを中心とする日本の戦法のことだ。
この戦法は対戦する相手はとうに研究済みで、日本がパスを廻している間に、2~3人を残した全員が、ゴールを固めてしまう。
そんな密集した敵陣を突破して、ゴールを目指すのは素人眼でも、高度な技術といくばくかの幸運を要するような気がする。
相手チームはゴール前で、奪ったボールを素早く前線に廻して素早いカウンター攻撃を仕掛けてくる。
だから余程実力的に差のない限り格下のチームでも、日本と変わらないシュートをすることが出来る。
と言う事は格上の日本と同じような得点のチャンスがあると言う事だ。
特に永遠のライバルである韓国は、パス廻しをする間に、ゴールを固めるだけでなく、不用意なパスを奪ったり、パスを受ける日本人選手の後ろから素早く飛び出してボールを奪うなど高等技術で反撃に廻りゴールに突進する。
特に今回のように不運な警告で、一人減った中でも闘志を失わずに前記の戦術で日本と互角に戦ったのは、敵ながら素晴らしいチームだと感激させられた。
素人の私には、もっと違った戦い方もあると思うのだか、苦戦を強いられた、首長国連邦、オーストラリア、サウジなどの戦後評でも専門家は、セットプレイ時の防御体制の不備を指摘するだけだ。
私などは前の言い方と逆だが、敵味方が密集の中で、点を取られるのはケアレスミスもあるかも知れないが、不運もあると思うのだが。
こんな試合を見ていて昔のことを思い出した。
工場のサッカーの試合で、私たちの課のとった作戦だ。
有名高校でサッカーの選手だった私の部下を除いては、野球選手の経験を持つ2人を含めてサッカーは素人ばかりだった。
主将である部下の作戦は、元野球選手の二人だけを前線に残して、ゴール・キーパーを務める彼を含む8人全員でゴールを固めることだった。
作戦は見事成功、全ての対戦で0対0のPK合戦になり、元本職のゴールキーパーが相手チームのシュートを止めて、あれよあれよと言う間に、準決勝まで進んだことがあった。
勿論これは極端な例だが、格下のチームの言っても、国を代表する試合で、ゴールを固める敵からから点をとるのは難しいのは当然だ。
今日の読売でも「圧倒的な個人的な能力を持つFWが出現しない限り、組織力に頼るしかない」 と読みようによっては諦めに似たような評をしていた。
それで素人の私が思うのだが、
・攻撃のテンポを今までのようにゆっくり、時には急にスピードを上げる。
・カウンター攻撃ももっと取り入れる。
・ドリブル突破も時にする。
・ゴール前でのスローインの時ピットのセンター付近まで放る。
など日本の互角かそれ以下の韓国チームでもやっているようなやり方も今までの戦術に組み込み、それに必要な選手を選抜し、必要なら養成してナショナル・チームに参加させる。
パス廻しは少し下手でも、色々の特徴を持った選手、突破力のある選手、空中戦に強い選手などを入れるなどして、もう少し個性的な選手を入れても、良いのではないか
日本には中村俊輔選手のような天才的なシュート力を持つ選手や欧州でも抜群の得点力を持つ高原選手などもいる。
日本が目指すのは勿論ワールド・カップだ。
その為に彼等が外国で発揮したような活躍が出来るような戦術、今までのような組織力に加えて意外性のある戦術も考える必要があるのではないかと思うのだが。
これは何度も言う私の全くの素人考えです。もし読者の中にサッカーに詳しい方がおられましたら教えて下さい。
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