masaring

自己チューの進行形日記でshow。

ある社長の言葉達。

2008年12月22日 | 御酒も実は大好き?!

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【あるビール会社社長の言葉の数々。キーポイントは何だろう。】

Ie

「ビール会社の人間がボコッとお腹が出ていては
 いけないでしょう。」

「お酒を扱うメーカーの使命は、それを扱っている人間は
 明るくて健康でなくてはいけないのです。」

「女優はなぜいつまでも美しいか。答えは簡単。人に
 見られているからだ。出演作が増えると同時に自らを
 律する術が身についていくからだ。」

「女優が見られることで 美しくいることを使命と
 しているように、我がビール会社の社員たちは、
 見られていることで明るく健康的であることを

 使命としている。」

「社会からもっともっと厳しい目で見られるほうが良い。」

「ビールを飲むと太るというのは誤解なんだ。おつまみにも
 原因がある。どうしても脂っぽいものを食べ過ぎるから。」

「私は毎晩、お酒を飲んでます。今日あったことをすべて
 忘れようと思って(笑)。一週間飲み続けていますよ。でも
 土・日はジムに行って一週間のオーバーホール。」

5ben2

古来より「酒は百薬の長」といわれ、人生のあらゆる場面で
友となってきた。だからこそ、メーカーは安全と安心には
真摯に向かわなくてはいけない。食の安全・安心に特に
関心が深くなっている昨今。この点に関してはどうだろう?。

「安全というのは数値で示したり、科学的に追求することが
 出来ます。しかし、安心というのはお客様の心理状態に
 左右されます。益々、お客さまの目は厳しくなっています。
 そのためにも信用と信頼を積み重ねることですね。」

「あらゆる企業の基本は高品質の商品とサービスを提供
 することだ。」

「おいしいだけではいけないんです。その先にあるものを
 お客様は求めていますから。商品に付加価値を加えることも
 大事ですが、商品を含めすべての活動で◎◎ビールは
 すごいですね、と言われなくては。」

Ie

元気の素であり、コミュニケーションを円滑にする
潤滑油でもある酒。それを提供する者の責任は重くて大きい。

いい酒で、いい時間を過ごしてほしい。そのための努力は
惜しまないという企業のホスピタリティが、この社長の
言葉の数々から確実に伝わってくる。そして最後の締めくくり。

「一緒に飲みたい上司がいる。それは会社にとっても幸福だ。」

「お酒を通じていい社会になるといいね。」

この二つの言葉。私、左党?の心に嬉しく響いたね。

20081215_015

【社長の信念がしっかりしているところは、つい応援したくなる。】

5ben2

調子に乗って本日もお酒の歌。下↓をクリックしてネ。

「まっちゃんセレクト、お酒の歌。ビールの歌でなくてゴメンね。」

100_3209

Ie

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緑提灯。

2008年12月20日 | masaringの内緒話

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【食べて、飲んで自給率向上に貢献!!。提灯とどんな関係?】

Usi12

仕事帰りにちょっと一杯、といえば「赤提灯」だが、最近、
「緑色の提灯」を掲げる飲食店が全国で急増しているらしい。

今年初めには全国で100軒にも満たなかったが、すでに
この12月初旬に1,600軒を突破した勢いだという。

緑提灯は新しいチェーン店ではない。
地場や国産の食材を積極的に提供する店であることを
自主的にアピールするボランティア運動なのだ。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

この運動が始まったのは2005年。

当時、北海道農業研究センターの所長を務めていた
Mさんの発案だということだ。彼が北海道で居酒屋に
入ったとき、地元の食材があまり使われていないことに

気づいたらしい。40%以下にまで落ちている日本の
食料自給率を向上させるためのささやかな試みとして

食材の半分以上に地場や国産品を使っている店を
目に見える形で示そうと、緑提灯を発案したんだそうだ。

緑提灯を掲げる店の形態は居酒屋やレストランのほかに
直売所などもあり、業種業態は問わないのだという。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

この活動の目的とするところは、緑提灯を掲げることで
常連客増加、お店の売り上げ増加、地場や国産品の需要増。

その結果、生産者も元気になり自給率の向上という点だ。

提灯の緑は「農産物」や「安全」をシンボライズしている。
提灯には「地場産品応援の店」と書かれ、その横には

200812201つから5つまでの
★印を表示しているという。

地場・国産品をカロリーベースで、
50%以上使っていれば星1個★。

60%以上ならば星2個★★。

という風に10%ごとに
★の数が増えていくという。

90%以上で星5個★★★★★
となる訳だ。

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ただし、星の数は店主の自己申告である。
偽装表示が問題になっている昨今、緑提灯には
『正直を重ねて、信用を得る』という信条があるのだ。

ただし、著しく星の数を誤魔化した場合は
「反省と書いた鉢巻を締める」、「頭を丸める」などの罰が

ある様だが、それ以前にその店はお客に見放され、
鉢巻を締める前に、店を閉めるだろうね。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

「赤提灯」「緑提灯」の店が並んでいたら
ためらわずに「緑提灯」の店に入ろう。

これも、誰もが気軽に食料自給率の向上に
貢献できる運動のひとつなんだよね。

久々にお酒の歌でも聴きましょうかね。下↓をクリック。

「まっちゃんのセレクトしたお酒の歌メドレー」でございます。

 

Usi12

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【残念ながら我がご近所では、まだお目にかかっていません。】

Usi12

【緑提灯を見つけたら、もう帰るとは言わないでおこう。】

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夕陽百選?。

2008年12月18日 | ちいさな旅。

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【いま、地球が、すべてが美しい。空と海を夕日に染めて。】

Akahana

日本の夕陽百選という言葉をよく聞くよね。
これは、NPO法人「日本列島夕陽と朝日の郷づくり協会」が
選定する、夕陽の名所のこと。2005年に選定されたらしい

この「夕陽百選」の目的はもちろん天然の自然美を
賛辞しているには違いないんだけど、
あくまで観光に着目しているんだね。

★:*:☆★:*:☆★:*:☆★:*:☆★:*☆★:*:☆★:*

その証拠といっちゃあ変だけど、
「日本の夕陽百選選考委員会」と言うのがあって、

全国で「夕陽百選」と呼ばれている200ケ所の名所の中から
第1次・第2次・第3次もあわせ64ケ所が選定されたんだって。
そして、第4次で新しい4ケ所が選ばれたらしい。計68ケ所。

この目的は、あくまでも夕陽を天然の観光資源として
考えているところだ。観光地に客を集客するというのが
何か見え見えのような気がするんだよね。

★:*:☆★:*:☆★:*:☆★:*:☆★:*☆★:*:☆★:*

その証拠に「日本列島夕陽と朝日の郷づくり協会」なのに、
あまり朝日に重点を置いていないんだよね。何しろ
選定されたところは観光地だもんね。

夕陽は観光で訪れ、ロマンチックに見ても、朝日の昇る頃は
皆、ホテルの部屋でまだ夢の中の人が多いもんね。

Ha1

恥ずかしながら、これも最近知ったんだけど
1999年に和歌山県観光連盟では
「和歌山県の朝日・夕陽100選」を選定していたんだね。

観光連盟だから、勿論観光目的に選定されたと思いきや
これは「最近の小・中学生の40%以上が日の出や日没を
見たことがない」という調査結果に象徴されるように

現代人は朝日や夕陽の感動を忘れてしまったのではないかと
いう問題意識から、県内各地で朝日や夕陽が美しく見える
場所を選定し、もう一度太陽をしっかりと見つめて
もらおうという目的で、計画されたらしいんだ。

★:*:☆★:*:☆★:*:☆★:*:☆★:*☆★:*:☆★:*

「和歌山の昇る朝日に希望と元気を!!

      送る夕陽に感謝と感動を!!。」

和歌山県内を車で走っていると、シルバーのツノのような
オブジェを見ることがあるんだけど、これが

朝日・夕陽百選の目印なんだ。結果的には、
そこが観光地や名所に繋がることになるんだけど

選定の着眼点が「自然への感動」というのが素晴らしいと
私、まっちゃんは個人的に思った次第であります。

Akahana

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【このオブジェ「朝日・夕陽百選」と記載。両方は数少ないのです。】

Akahana

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本が旅する?。

2008年12月14日 | masaringの内緒話

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【オブコニカ。花は旅する。人も旅する。本も旅する時代なのか。】

Ribon

一度読んだ本は本棚に放り込み、その後二度と開かない、
そんな人が多いよネ。そういう私もそのひとり。

でも、本棚に眠る本を有効利用できる方法があることを
最近知った。「ブッククロッシング」と呼ぶらしい。

直訳すれば「本の交差点」ということらしい。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

「ブッククロッシング」とは、「本に世界を旅させる」
活動のこと。2001年米国の夫婦によって考案され、
今や会員は世界で70万人以上、
旅する本は500万冊を越えるらしいんだ。

その方法は、読み終わった本を誰かが拾ってくれそうな
場所に置いておく。そうすると、その本を手にした人が
読んだ後、また同じようにどこかに置いていく。
こうして、本に旅をさせるのだそうだ。

本の旅の履歴は、本のID番号を登録することによって
ウェブで追跡するんだそうだ。ここでもIT大活躍だ。

本の旅は国内にとどまらない。英国で手放された本が
3年をかけて韓国を経て東京にたどり着いたり、
日本で手放された本が海外を旅するケースもあるのだ。

この『出会い』にブッククロッシングの魅力があるという。

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体験者の言葉だ。

「書店で本を買ったり図書館で本を探すのとは違い
 予期せぬ場所で予期せぬ本と偶然出会うことによって
 今まで知らなかった本の面白さを知るきっかけになる。
 また、本を見つけた場所や感想などをウェブに書き込んで
 いけば1冊の本を通じて人と人との出会いにも繋がる」
と。

ブッククロッシングには誰でも無料で参加できるらしい。
本を旅立たせたい人は、まず公式ウェブサイトで会員登録。

次に本のISBN(識別番号)、分類、評価などを登録し
そのID番号を取得する。そして専用ラベルを公式ラベルを
公式サイトからダウンロードして、取得したID番号を
記載して本に貼り付ければ準備完了。

後はどこかに置いてくるだけ。カフェや公園のベンチなど
誰かが拾ってくれそうな場所に置くのが一般的だという。

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ただ実際には、落し物やごみとして扱われてしまう
可能性も否めないよね。特に田舎ではネ。

だからブッククロッシング・ジャパンでは
「ブッククロッシングゾーン」の設置に取り組んでいるらしい。
いわば、『本の駅』のようなものだ。

公式サイトでは、近くのゾーンも紹介しているみたいだね。
「本と出会いたい」という人はこの偶然は楽しいだろうね。

世界中が図書館になるようなこの取り組み。
読み終えて自宅に眠らせておくのは可哀想と思う人は
この方法は面白いね。

自分の本が世界に旅立つかもしれないんだから。
まるで『かわいい子には旅をさせろ』だね。

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でも私的には、読み終えた本。本棚の隅で眠ってても
旅には出さないな。ある時、突然思い出して読み返すことが
あるんだよ。やっぱり、まっちゃんってせこい性格かな?

「かわいい子には旅をさせろ」と「かわいい本には旅をさせろ」。
少し意味合いが違うように思う私。まっちゃんなのであります。

Ribon

20081129_001    

【リーガースベゴニア。愛着ある本は花と同じで手元に置きたい。】

Ribon

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自分の「音」を持つ。

2008年12月08日 | 音楽!何でも大好き

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【また、昭和を代表する作曲家が逝去された。とても淋しいね。】

Tubaki

遠藤実さんが12月6日に亡くなられたと言うことだ。
私にとっては思い入れのある作曲家であり、私が歌を
作ろうと思うようになったのも彼の作った歌に起因する。

過去記事にもしている。⇒「私が歌を好きになった理由」

♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪

彼が、歌手を目指し新潟から東京に出てきたのは
昭和24年であるという。だが某新聞社主催のノド自慢に出て
落とされてプロ歌手への道を閉ざされたという。

まだ彼が10代のころの話。東京の三鷹や荻窪あたりで、
ギターを手に「流し」をしていた。腹が減ると食堂で、
サンマの開きとみそ汁だけの定食を食べた。そんなとき、

注文もしないカツ丼を黙って出してくれた
3つ年上の店の女性。後の彼の夫人であったという。

Tubaki

東京の下町生まれだが、小学校5年のときに新潟に疎開し、
新潟が第二の故郷になった。家が貧乏だったため
高等科2年で社会に出て働きはじめた。

行けなかった高校への憧れをメロディーにしたのが、
舟木一夫さんの「高校三年生」や「学園広場」だったという。

♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪

こう書くと、戦後日本の苦労を一人で
背負っていたかのような半生だが、
彼の紡ぎ出したメロディーにそんな「暗さ」はかけらもない。

口ずさんでいて、故郷や子供時代がなつかしくなるのが
「遠藤メロディー」だ。いつもポケットに「故郷」を
秘めていた作曲家だったという気がしてならない。

Tubaki

私が小学5年生だった頃、雑誌「明星」の付録の「歌本」に
彼の立ち上げた、ミノルフォン・レコード特集が掲載された。

一期生の、千昌夫さんや三船和子さんを始め15組の新人の
歌を掲載していた。すべて彼の作曲であった。その会社での
最初のヒットは、山本リンダさんの「こまっちゃうナ」だった。

♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪

彼は生前「我々音楽家は、絵の具を持たない画家なんです」
と語っていたという。「画家が自分の好きな色をどこかに
使っているように、作曲家も自分の好きな音をどこかで使う」
いうのである。音楽家は自分の「音」を持たなければならないと。

♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪

先日も「日本作詩大賞」にノミネートされた楽曲に
彼が作曲した歌もありそのメロディーは希望に溢れていた。

まだまだお元気なんだと思っていた矢先の突然の訃報だった。
76歳だったという。私の親世代だ。

Tubaki

服部良一氏、古賀政男氏、吉田正氏、それぞれに
「自分の音」を持った巨匠たちもすでにいない。

日本の音楽の世界ばかりでなく、文化そのものが
衰退しないか、心配している音楽好きの私である。

♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪=♪

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【追悼の意味を込め「星影のワルツ」と「雪椿」を聴いています。】

Tubaki

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