ミューズの声聞こゆ

なごみと素敵を探して
In search of lovable

このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。

大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。 また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。

hello professional

2018年10月23日 | ハリウッド

 南米エクアドルのとある港町。郵便を飛行機で運ぶ小さな会社のマネージャー(ケイリー・グラント)と巡業を終えたニューヨークのショーガール(ジーン・アーサー)が出会う。

「石を投げれば昔の女に当たる」と同僚(トーマス・ミッチェル!)に言わしめるほどのモテ男なのに硬派な彼は彼女に対して何かとつっけんどんな態度をとるのだが、ヘタなピアノをたしなめられムッとしながらも横で弾いたその確かな腕前に感心して言う、

「ハロー・プロフェッショナル。」

 ハワード・ホークス監督のこの「コンドル」(1939年)は傑作とまでは行かないが、その後のホークス映画のすべての要素が散見される、大切な作品である。

ハロー・プロフェッショナル、には甘いニュアンスはない。男が、このガッツある女性を対等の相手として認め、敬意を持って仲間に迎え入れる、そんな名セリフだ。

 

「コンドル」。右からジーン・アーサー、トーマス・ミッチェル、ケイリー・グラント。

「スミス都へ行く」。右からトーマス・ミッチェル、ジェームス・スチュアート、ジーン・アーサー。

コメント
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