このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。
大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。
また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。
とうとうワクチン接種を受けることになった。
認知症高齢者グループホームと小規模多機能ホームの利用者様と職員、それに居宅介護支援事業所と地域包括支援センターの職員が二回目まで完了したものの、まだデイサービスと高齢者相談室の職員が残っていて、彼らが終わるまでは、と内心思っていたところが、仕事上の最大のライバルで、クリニックを併設している老健エーデルワイスのS常務理事から直接電話をもらった。
「先日来、NPO法人なごやか事務局を通じて何度かお誘いしていますが、そのたびデイサービスの職員に譲られていますよね、井浦さん。あなたにもしものことがあったら、職員さんたちばかりでなく、私も困るのです。」
殺し文句をさらっと言う。
すみません、事務局から報告を受けた時はそのお気持ちがとても嬉しかったのですが、私のモットーは『アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入レズニ』なので。
「きっとそうだろうと思って、今日は連絡したんです。」気分がよさそうな笑い声が携帯電話の向こう側から聞こえた。
こうなってはもう断り切れず、昨日午後1時半に一回目の接種を受けた。
左肩に接種して、夜10時ころには打った場所の下が少しチクチクするだけだったのが、早朝起きてみると、腕立て伏せをやり過ぎたあとの筋肉痛に似た痛みが左腕のみにある。
よく言われている発熱や倦怠感といった副作用はなく、ほっとした。
もちろん、3週間後の二回目の方がひどい、と聞いているので油断はできないが、これがモットーに反してあさましく行動していたら、こんな痛みでは済まなかっただろうと思っている。