電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

電網郊外散歩道流「ブログ文章構成法」

2007年11月27日 06時45分33秒 | ブログ運営
日が本当に短くなりました。最近、寒さがやけに身にしみます。通勤の音楽は、プロコフィエフのチェロソナタを聴いております。

さて、電網郊外散歩道流「ブログ文章構成法」について、ちょいと考えてみました。文章構成法として、特にブログ向けの方法があるのかどうかわかりませんが、私の場合はこんなふうにしています。ちょいと理系っぽいのは御容赦ください(^o^)/

(1) まず、あるテーマを決めたら、思い付くままに短文(素材文)を書いていきます。文はできるだけ短く簡潔に、場合によっては単語だけでもいいと思います。
(2) 次に、素材文の順番を入れ換えて、内容面で関連のあるものを同じ段落に入れるようにまとめます。一つの段落には一つのキー・センテンスが入るようにします。段落と段落の間には、空行を入れます。
(3) 段落の順番を入れ換えて、内容面で筋道が通るようにします。テキストエディタで、範囲指定してカット(CTRL+X)・アンド・ペースト(CTRL+V)を使うと、思い切った編集ができます。時間的な流れを追う方が良い場合もありますし、最初に疑問を投げかけて、意外性をねらう場合もあるかも。ブログの場合、あまり奇をてらうと不自然になるような気がします。
(4) 文中の接続関係や、語尾の表現などを考え、自然な文章にしていきます。特に、同じ表現を重複して使わないことや、漢字の頻度、呼吸に合わせた自然なリズムなどを注意します。句読点の打ち方で、文の明瞭さがずいぶん変わるようです。
(5) 誤解を招きやすい表現や言い過ぎを探し、表現を和らげたり削除したり、文章を刈り込みます。フェイスマークを使ったりするのも効果的です。違う話題だと感じたり、言い足りないことは、次回に回すようにします。

全体的に、まずたくさん書いて、次にばっさり削るのがいいみたいです。

ちなみに、今回の記事を書く上で素材にした文は、下のようなものでした。

【素材文】
あるテーマを決めたら、思いつくままに短文を書いていく。
文はできるだけ短くする。単語だけでもよい。
梅棹忠夫さんの「こざね法」
関連するものをホチキスで留める。
エディタで cut and paste
関連のあるひとまとまりが段落になる。
段落どうしの順番を入れ替えて、文章の構成を変える。
ニュアンスや言い過ぎに注意し、表現を整える。
ブログでは、フェイスマークなども、表現をやわらげる効果がある。
パラグラフ・ライティングに近い。
かつて井上ひさしさんが激賞した『理科系の作文技術』
一つの段落に、一つのキー・センテンス
句読点は、明瞭になるように入れる。
たくさん書いて、ばっさり削る。
違う話題だと感じたり、言い足りないことは、次回に回す。
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