電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

高校時代の同級生の訃報に

2018年10月27日 06時02分16秒 | Weblog
地元紙・山形新聞の訃報欄で、高校の同級生の逝去を知りました。すい臓がんとありましたが、沈黙の臓器と言われる膵臓の変調は、現役の医師だった彼でも、気づくことができなかったということでしょうか。それとも、多忙をきわめ、自分の体は自分であって自分のものでないという状況だったのでしょうか。

若い頃に、お子さんが誕生してしばらくしてから、何かのきっかけがあって、五味太郎の絵本『うみのむこうは』を贈った記憶があります。もしかしたら、その子が喪主? うーむ…。

人を助ける仕事をずっと続けてきて、大勢の人に感謝され、惜しまれる生涯であったろうとは思うけれど、まだまだこれから、ゆっくり人生を楽しめる時期が始まるところだったのに、なんだか早すぎるなあ。なんとも惜しまれます。もし魂というのがあるのなら、彼に充分な安息を、残された遺族に幸いをと願わずにはいられません。


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