電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

春が来た!!

2015年03月16日 06時05分25秒 | 季節と行事
ついに、春が来ました!
我が家の春告げ花、クロッカスが咲きました。
残雪の後に、点々と咲いています。



まだ雪は残っているけれど、
やがて融けてしまうでしょう。
アホ猫も、ハンティングを開始したようです。



もっとも、今朝は獲物はなかったようで、お昼寝中ですが。



角度を変えて、激写!





窓の外にわずかに残った雪も、やがて融けてしまうでしょう。
そして、本当の春、花が咲き鳥が歌う春になるのです!

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オーマンディとフィラデルフィア管でヴィヴァルディの「四季」から「春」を聴く

2015年03月15日 06時02分33秒 | -オーケストラ
通勤の音楽として、1枚のCDを繰り返し聴くスタイルから、USBメモリに収めた多くの録音を次々に聴くという、いささか浮気なスタイルに変化してきていましたが、このところはだいぶ落ち着いて来て、じっくりと聴くスタイルが戻ってきています。今は、ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団による1960年の録音から、ヴィヴァルディの協奏曲集「四季」を聴いております。とりわけ、春の陽射しでぽかぽか暖かい日に聴く「春」は、なんとも豪華で豊かな響きで、このコンビの美質を味わうことができます。

第1楽章:アレグロ。言わずと知れた「四季」の冒頭の音楽。なんだか華やかでウキウキした気分になってしまいます。各曲につけられたソネットの意味は、こんなふう(*1)らしい。

春が来てはしゃぐ
小鳥たちは陽気な歌でよろこび迎え
泉はそよ風の息吹に
やさしくこんこんと湧き出る
黒いマントで空を覆いつつ
気高い稲妻と雷が春の到来を告げに来る
口上が終わったあとに 小鳥たちが再び
魅惑的な声で歌い出す

第2楽章:ラルゴ。いかにも眠気を誘うような、かなりゆったりしたテンポです。

花咲き乱れる心地よい牧場では
小枝や草のそよぐ爽やかな音に
忠実な犬をかたわらに山羊飼いが眠る

第3楽章:アレグロ。再び華やかで喜ばしい雰囲気が戻ってきますが、ソロ・ヴァイオリンの活躍もいかにもこの時代らしく、上品でハメを外したりしません。

牧人のにぎやかなバッグパイプの音に
妖精たちと羊飼いが踊る
みんなの大好きな
光あふれる春の空の下で

曲名を正確に言えば、「和声と創意への試み」作品8の第1番となりましょうか。近年は、速いテンポと歯切れよいリズムで演奏される小編成団体の録音を聴くことが多くなっていますが、たまにはこういう昔ながらの「ゴージャスな」演奏も良いもので、捨てがたい味があります。こういう録音が、パブリック・ドメインになって公開(*2)されるようになっているのですから、すごい時代になったものです。

■オーマンディ指揮フィラデルフィア管(1960)
I=3'21" II=3'32" III=4'12" total=11'05"
■マリナー指揮アカデミー室内管
I=3'10" II=3'28" III=4'36" total=11'14"
■イタリア合奏団(1986)
I=3'14" II=2'36" III=3'55" total=9'45"
■イタリア合奏団(1996)
I=3'15" II=2'44" III=3'59" total=9'48"

アカデミー室内管は、フィラデルフィア管のようなフル編成の大オーケストラではありませんが、演奏時間を見ると、オーマンディに近いです。これは、明らかにマリナーの考え方が、オーマンディと同時代のものであることを意味するものでしょう。イタリア合奏団の場合は明らかにテンポが違い、古楽奏法の影響を受けた時代の刻印を感じます。

(*1):ヴィヴァルディ「四季」につけられたソネットの訳
(*2):例えば クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~ など。

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義理チョコのお返しにパワータンク・スマートと替芯を贈る

2015年03月14日 06時02分57秒 | 手帳文具書斎
先月のバレンタインデーで、職場関係の若い人から、義理チョコをいただきました。義理とはいうものの、手間のかかった手作りチョコでしたので、お返しを工夫せねばと思案したのでしたが、お菓子メーカーが喜びそうなクッキーとかキャンディとか、ありきたりのものばかりで、これといったものはなかなか思い浮かびません。

そんなとき、先日、行きつけの文具店で、ふと閃きました。パワータンク・ボールペンではどうか? 彼女たちは、仕事がら水まわりに縁がありますので、濡れた紙やポリ袋にも書ける加圧式ボールペン。立ったままでも壁のカレンダーにも上向きでも筆記可能な製品です。カワイイ系のキャラクター製品のような、パッと見てわかるワクワク感やインパクトはないけれど、使っているうちに実際的なメリットを感じることを期待して。

残念ながら、店頭在庫はあまり軸色の種類がありませんでしたので、青軸に替え芯も一緒にセットして、袋に入れてもらいました。お店のお嬢さんは、リボンをサービスしてくれました(^o^)/
義理チョコのお返しに、パワータンク・スマート。中高年オジンらしい、良いアイデアだったと自画自賛(^o^)/



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データベースの検索とカーナビの経路選択

2015年03月13日 06時04分55秒 | 散歩外出ドライブ
データベースを検索する時は、検索条件の設定が重要です。しかも、しばしば暗黙の前提がある場合がすくなくありません。たとえば、人物を検索する際には、目的によって存命の人か物故者かによって意味合いが違ってきますし、飲食店を検索する場合も、予算や時間帯によって、対象はだいぶ違ってくることでしょう。その点から言えば、カーナビの場合も検索条件の設定が重要なポイントになりますが、その結果を鵜呑みにするのは危険な場合もあるようです。

先日、所用で最上町に行く機会がありましたので、クリーン・ディーゼルの実力テストを兼ねて、新車のマツダ・デミオXDで出かけました。出発前に、試しにカーナビでルート検索を「幹線道路優先」に設定し、どんなルートを案内するのか、やってみました。すると、指示した経路は、尾花沢市内から山刀伐峠を越え赤倉に抜けるルートです。うーむ、この道路は、夏場は涼しくて良いけれど、冬は傾斜が急な坂道が続き、凍結すると実に怖い、あまり通りたくないルートです。

そこで、カーナビの指示を無視して舟形町まで行き、瀬見に抜けるルートを行ったところ、途中から舟形まわりのコースを指示するようになりました。目的地への誘導は正確で、役立つと感じました。まずまずの結果でしょう。

考えてみれば、人間の経路選択には季節の要因が大きく作用し、とくに雪国の場合は、冬場と夏場では道路状況がまるで異なりますので、判断が変わってきます。よく、県外の人が最短経路を選ぼうとしてカーナビの指示通りに走ったら雪で通行止めになっていた、というような笑い話をすることがありますが、実際にそれに近い話を聞くことがあります。カーナビには、季節の要因が入っていません。都内を通り抜ける目的とは異なり、夏場の条件の良い時の参考程度に考えるのが、本来の姿なのでしょう。

なにを今さらの話ですが、これまで「脳みそナビ」で問題なく過ごしてきた中高年が、最近になって初めて体験したカー・ナビゲーションについての感想です(^o^)/

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確定申告の作業に大わらわ~ようやく終わった!

2015年03月12日 06時02分31秒 | 季節と行事
今年も、確定申告の季節となりました。昨年よりも一週間ほど遅いペースで進んでおります。給与や年金は源泉徴収票があればいいけれど、農業所得のほうは、一年間の作業日誌をもとに人件費や肥料、農薬、燃料代などを細かく計算する必要があります。また、平均年齢が高くなったためか、家族全体では医療費も案外かかっています。控除対象になるかどうかは、一応計算してみなければなりません。自作のワークシートを使いながら少しずつ作業を進めているのですが、やはり基礎データの入力に時間がかかります。

それなのに、寺の関係の仕事や地域の役割などが、否応なしに飛び込んできますので、確定申告の作業のほうはどうしても散発的な進め方になってしまいます。もう三月も中盤に入ってしまいましたので、あせって大わらわで整理をして、ようやく終わりました! これで、書類を税務署に送付しておしまい。やれやれ、やっと終わったか。



いつもの朝更新が夜になってしまっていたのは、確定申告の作業の影響でした。本もさっぱり読めていないですし、音楽もただ聞き流すばかり。恐るべし、確定申告!(^o^)/

それはさておき、健康で働けるのは何よりのこと。ぶつくさ言わずに、作業を前に進めることがなにより大切ですね~(^o^)/

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ガソリン狂騒曲のこと

2015年03月11日 19時53分19秒 | Weblog
東日本大震災の直後はどこも停電していたこともあり、あまり情報がありませんでしたが、週末には、妻の実家のあたりなど、被害のあった地域の後片付けボランティアに従事していました。それも一段落すると、大問題になったのが、ガソリン不足の深刻さです。私の場合、たまたま数日前に自家用車と軽トラックのガソリンを両方ともほぼ満タンに給油していたのと、除雪機用の携行缶にもガソリンが半分以上残っていたために、月末まで無給油でなんとかしのぐことができました。でも、職場の同僚や知人の話を聞くと、たまたま給油をさぼっていたために、ひどい目に合った人が少なくなかったようです。



震災後のガソリン狂騒曲はどうして起こったのか。昨日のNHKスペシャル「震災ビッグデータ File.4 いのちの防災地図~巨大災害から生き延びるために~」では、その理由を、製油所からガソリンを運搬するトラックの運行が、経済性を追求し狭い域内でのみ実施されていたこと、ガソリンの広域運搬の必要性が決断されるまで何日もかかったことが指摘されていました。被災地で必要とされる物資を運搬するはずのトラックが、帰路のガソリンを確保できないために走れない。物資の補給運搬基地となった山形県でも、ガソリン不足に泣いていた(*1)わけですので、思うように補給活動ができなかったというのもうなづけます。

当時、実感したことを、トラックの運行記録等のビッグデータの解析で裏付けた分析は、たいへん説得力のあるものでした。

  • 災害時には、物資の輸送だけでは足りない。
  • 物資とともに、エネルギー(ガソリン)と情報(過不足)とを並行して輸送する必要がある。

うーむ、現代科学は「物質」と「エネルギー」と「情報」とを扱っていますが、まさにその三つを、三点セットで届ける必要があるのですね。どれが欠けても、機能しない。大切な指摘と感じました。

(*1):ガソリンスタンド前の車の行列が解消!?~「電網郊外散歩道」2011年3月
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山響第243回定期演奏会でバラキレフ、ドヴォルザーク、ボロディンを聴く(2)

2015年03月10日 21時18分34秒 | -オーケストラ
昨日の記事(*1)の続きです。
2曲目は、ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲です。
独奏者は、千住真理子さん。私が山響で千住さんとの共演を聴くのは、今回が二度目のはず。テキストファイル備忘録を検索して見たら、

$ grep "千住真理子" memo-utf.txt
1998/01/18 千住真理子/山響の定期演奏会 1月22日(木)19時、村山市民会館で、村川千秋指揮山形交響楽団、シベリウス/バイオリン協奏曲、同/交響曲第4番など。連絡先:0237-XX-XXXX、一般前売り1500円、親子前売り2000円、小中学生前売り800円。

なんと1998年の冬でした。実に17年ぶりということになります。今回は黄色?金色?の地に色々な大きさの黒い丸が配されたドレスで、颯爽とした姿は全く変わらず。
楽器編成は、ホルン(2)が追加されて、8-7-5-5-3の弦楽5部に、Fl(2),Ob(2),Cl(2),Fg(2),Hrn(4),Tp(2),Tb(3:うち1はBsTb),Timp. という通常配置です。
第1楽章:アレグロ・マ・ノン・トロッポ。冒頭の力強い全奏による開始で、ぐいっと音楽にひきこまれます。歌にあふれる独奏ヴァイオリンは、まさにドヴォルザークの世界。オーケストラも、見事に応え、協奏曲の醍醐味です。第2楽章:アダージョ・マ・ノン・トロッポ。独奏ヴァイオリンの魅力をふんだんに発揮する楽章です。第3楽章:フィナーレ、アレグロ・ジョコーソ~マ・ノン・トロッポ。軽やかに、はずむように、音楽が踊ります。楽しい音楽ですが、演奏は真摯に。
全体として、ドヴォルザークの音楽自体がそういう要素をもっているのだと思いますが、激しさのある表現と感じました。



お客さんの入りは、千住真理子さんの人気も加わってか、けっこうな入り具合です。最前列に空席が見られる程度で、これなら一安心。
15分の休憩の後は、ボロディンの交響曲第1番(*2)です。
楽器編成は、協奏曲とほぼ共通ですが、オーボエがイングリッシュホルン持ち替えになるなど、若干の変更もあります。
第1楽章:アダージョ~アレグロ~アンダンティーノ。重々しい序奏で始まり、しだいに表情を変えていきます。主部は力強さもあり、盛りだくさんな印象。ちょいとメンデルスゾーンのような雰囲気もあります。第2楽章:スケルツォ~プレスティッシモ、トリオ~アレグロ。細かな弦の動きで始まる、軽快なスケルツォです。木管楽器の低音を効果的に使っています。斎藤真美さんのイングリッシュ・ホルンがと~っても魅力的に響きます。第3楽章:アンダンテ。コントラバスと2nd-Vnが導きだす音楽。やっぱり斎藤真美さんのイングリッシュ・ホルンのソロが印象的。旋律の魅力は、いかにもボロディンらしいです。第4楽章:アレグロ・モルト・ヴィーヴォ。プレトークで話題にした、シューマンのシンコペーションを伴うリズムという件、なるほど~。冒頭から、たしかに活気あるシューマンのリズムみたいに聞こえます。金管楽器群も活躍、ティンパニも要所を締めて、明るく幸せにフィナーレを飾ります。

終演後のファン交流会には、残念ながら千住真理子さんはすでに帰京されたとのことで欠席。指揮者の大井剛史さんが話をされました。私は「マイナーな曲担当?」と笑わせた大井さん、プログラムの写真で見るよりもずっと若いのですね。1974年生まれといいますから、41歳でしょうか。今回のプログラムは、とても面白かった。きわめてマニアックな曲でもよいですので(^o^)、ぜひまた聴いてみたいものです(^o^)/



そうそう、この曲で新たに発見したのは、川上さんがクラリネットで吹いていた森のフクロウの鳴き声みたいな音。あれは良かった! 思わず真似したくなるほど、絶妙でした。



作曲された1860年代後半は、日本で言えばまさに黒船来航と開国への激動の真っ只中。ボロディンが生きた当時の帝政ロシアも、決して明るくはなかった。思わず同時代の対比をしてしまいます。

(*1):山響第243回定期演奏会でバラキレフ、ドヴォルザーク、ボロディンを聴く(1)~「電網郊外散歩道」2015年3月
(*2):ボロディン「交響曲第1番」を聴く~「電網郊外散歩道」2011年10月

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山響第243回定期演奏会でバラキレフ、ドヴォルザーク、ボロディンを聴く(1)

2015年03月09日 21時00分49秒 | -オーケストラ
3月8日の日曜日、午前中は早朝から裏の果樹園の剪定枝の処理に従事し、午後からは図書館経由で山形テルサホールに向かいました。2014年度シーズンの最後となる山響第243回定期演奏会です。

今回は大井剛史さんの指揮で、「懐かしいロシアの調べ」と題したプログラムとなっています。曲目は:

  1. バラキレフ 「3つのロシア民謡による序曲」
  2. ドヴォルザーク 「ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53」 Vn:千住真理子
  3. ボロディン 「交響曲第1番変ホ長調」

というものです。ドヴォルザークもボロディンも、CD等ではおなじみの曲ですが、ナマの演奏会では初めてで、バラキレフはCDでも聴いたことがありません。演奏会ではもちろん初めて耳にする曲目です。というわけで、個人的にヒソカに期待の定期でありました。

山響正指揮者の大井剛史さんによるプレトークでは、バラキレフの序曲がどういう民謡の旋律でなっているかを説明。これに限らず、要所で自身の歌声で主題を紹介します。大井さん、歌がうま~い! きっとカラオケなども得意なのでしょうね。ボロディンの曲については、化学者ボロディンが奥さんと結婚した直後に書き始められていること、奥さんはシューマンの音楽をボロディンに紹介しており、特に終楽章の主題など、シンコペーションというか符点リズムというか、シューマンのような特徴を持っていることを指摘します。一方、ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲はブルッフの協奏曲の影響をうけているそうな。
最後に、今回のコンサートマスターは客演で、札幌交響楽団のコンサートマスター・伊藤亮太郎さんが勤めることを紹介。伊藤さんは、16歳で日本音楽コンクールで第一位となった経歴を持つ素晴らしい演奏家だとのことです。



1曲目:バラキレフ「3つのロシア民謡による序曲」。楽器配置は、ステージ左から、第1ヴァイオリン(8)、第2ヴァイオリン(7)、チェロ(5)、ヴィオラ(5)、右手後方にコントラバス(3)という配置で、正面奥にフルート(2)とオーボエ(2)、その奥にクラリネット(2)とファゴット(2)、その奥にホルン(2)とトランペット(2)、最奥部にはティンパニとトロンボーン(3:うち1はバス・トロンボーン)となっています。響きが爽やかで、親しみを感じさせる旋律です。

2曲目:ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲と3曲目:ボロディンの交響曲第1番は、明日の記事といたします。
実は、昨日の農作業で節々が痛いのと眠気に負けました(^o^;)>poripori
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大阪の春と山形の春

2015年03月08日 06時02分05秒 | 季節と行事
ここ数日、山形盆地にもようやく春の到来が感じられるようになりました。三寒四温で、まだまだ寒さはやってくるでしょうが、間違いなく季節はめぐっているようです。

とはいうものの、あちこちのブログの記事で見かける春の様子は、まことにうらやましい限りです。たとえば、大阪在住の よし さんのブログ記事によれば、なんと梅が咲いているというではありませんか!

うーむ、当地・山形の梅は、まだこんな状態ですぞ(^o^)/



さらに、同じく大阪在住の さちこ さんの記事によれば、もうヒマラヤユキノシタが咲いているといいますが、我が家のヒマラヤユキノシタは、作業小屋の北側屋根からの落雪がど~んと残っており、こんな状態(^o^)/



うーむ、山形の春はまだまだです。ひな祭りを旧暦で行うというのも、当然のことです。小学校だったか中学校だったかで習った通り、やっぱり日本は南北に細長いという特徴があり、決して狭くはないのですね~(^o^)/
あらためて痛感させられます。

さて、今日は午後から山形交響楽団の第243回定期演奏会に出かける予定。午前中は、畑で剪定枝の処理を進めることにしましょう。

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新型デミオXDの気になる燃費は

2015年03月07日 06時04分16秒 | 散歩外出ドライブ
新型デミオ・ディーゼル(XD)の気になる燃費ですが、まだ満タン法で計算できるほど走っていないものの、平均燃費が表示されるのが興味深いところです。過日、往復150km ほど走ったところで平均燃費の表示を見ると、




23.3km/lを表示していました。どの程度の精度かは不明ですが、冬タイヤでこの数字ですからけっこう立派な値だと思います。渋滞区間も含みながら郊外路を通勤して、現在は 22.0km/l くらいになっています。これは、満タン法で測ったらどの程度の差が出てくるのだろう。そして、夏タイヤであればどのくらいまでいくのでしょうか。「ウリ坊」新型デミオの燃費データを野帳に記録し、かつて乗っていたディーゼル車(パルサー1700)と比較してみたいものです。



さて、道路の雪も融けて、すっかり春めいてきた山形盆地ですが、この週末は山形交響楽団の第243回定期演奏会(*)が開催されます。当方、本日は野暮な勤務日ですので、演奏会は日曜のマチネを選びました。確定申告を早く終えたいし、自治会の総会は近いし、寺の仕事はあるし、春らしく床屋にも行きたいし、畑の剪定枝の処理も待っています。なかなか多忙な三月です。

(*):山形交響楽団~第243回定期演奏会の案内
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通勤の音楽がだいぶ様変わり

2015年03月06日 06時04分34秒 | -オーケストラ
新車のマツダ・デミオで、USBメモリにmp3ファイルを収録したものをセットし、あれこれ聴くようになって、CDに制約されていた通勤の音楽が、いささか様変わりしています。とくに、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の120周年記念に入手した高音質mp3ファイル(*1,2,3)が、CD等のメディアに焼いたりメディアを交換したりしなくても、そのまま連続して聴けるというのはありがたい。ブルックナーの8番の交響曲などは、1時間25分を超える大きさですので、とてもCD一枚では収まりきれません。それが全曲を通して聴くことができるのですから、ありがたい限りです。

画像は、自宅のLinux上の音楽再生ソフトであるRhythmBoxで、ドヴォルザークの交響曲第8番を聴いているところです。

(*1):ヤンソンスとコンセルトヘボウ管でフランクの交響曲を聴く~「電網郊外散歩道」2008年12月
(*2):ブラームス「交響曲第2番」を聴く~「電網郊外散歩道」2009年1月
(*3):ベートーヴェン「交響曲第2番」を聴く~「電網郊外散歩道」2009年1月

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厳選して減らそうとは思うのですが

2015年03月05日 06時01分51秒 | 手帳文具書斎
筆記具をはじめ、身のまわりにある道具を厳選して減らそうとしているのですが、なかなか減りません。同じようなものがたくさんあってもしょうがない。どうしてもなくせない必要最小限にプラスして、若干の遊び・余裕があるくらいでちょうどいい、という風には考えているのですが。

筆記具で見る限り、昨年一年間で減ったのは、三菱のシグノ太字(UM-153)だけでした。インクが残っているのに途中でかすれて書けなくなってしまったもので、たぶん顔料が内部で沈殿してしまったのだろうと思います。昨年、いろいろなタイプの顔料ゲルインク・ボールペンを試しましたが、魅力もあるけれどインク寿命の点で問題もある方式なのかもしれないと感じます。その意味では、早く使い切り、ストックしないようにした方が良さそうです。

とは言いながら、多種多様な筆記具を使って備忘録やメモを書き込むのは楽しい時間です。それらを組み合わせ、ブログの記事に仕立てるのも、実はかなり楽しい時間です(^o^)/

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操作がある程度わかったところで取扱説明書を読むと

2015年03月04日 06時04分30秒 | 散歩外出ドライブ
新車のマツダ・デミオXDの操作がある程度わかったところで、確認の意味を兼ねて、取扱い説明書を読み始めました。もともとコンピュータのマニュアルだとかプログラミング言語の解説書などを読むのは苦にしないほうで、むしろ楽しんでしまうほうですので、車の取扱説明書というのは、実に面白い読み物です。特に、オーディオ関係のマニュアルは、確実な操作につながります。

  • USBメモリの外し方は、ラジオやCDなど他の再生モードにある時に行う。たぶん、エンターテインメントでUSBメモリを選んだときにマウントされ、他の再生モードを選ぶと、アンマウントされるのだろう。
  • SDカードスロットは、カーナビ専用となっている。

また、i-stop すなわちアイドリング・ストップの機構についても、今回が初体験ですし、交通信号機の多い市街地走行には意味のあるものと考えて、じっくり読んでいます。

  • 走り出した直後にはアイドリングストップは働かない。
  • 信号待ちの時にも、ブレーキペダルの踏み方の強さでアイドリングストップをさせるかどうかを選択することができる。強く踏めばアイドリングストップして、離せば再始動する。

カーナビのほうは、これまでナビなど使わずに「脳みそナビ」で間に合ってきましたので、それほど真剣に機能を探索しているわけではありませんが、おいおい専用の取扱説明書を読んでみたいと思います。もっとも、山形市、米沢市、鶴岡市、酒田市、新庄市など山形県内の主な市の道路はほとんど頭に入っていますし、仙台市内もよほど新しい道路でない限りは、たいていわかります。その他の市町村でも、あらかじめ目的地がわかっている場合には事前にグーグル等の地図で調べていきますので、ナビまかせでぶっつけ本番のドライブということはありません。正直言って、これまでナビがほしいと思ったことがないのです(^o^)/

ナビが便利だと感じるのは、今通過している橋の名前だとか、向こうに見える建物が何の施設なのかなど、関連情報がリアルタイムでわかることでしょう。この点は、音楽を再生しながらでも、ナビで地図を表示するメリットを感じます。ナビについては、今後の研究課題としましょう。



ところで、新型デミオのスタイル、何かに似ているなあと思っていましたが、ハタと気がつきました。イノシシの赤ちゃん、ウリ坊です(^o^)/
横から見たところなど、体型がソックリです(^o^)/

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現在を楽しむ

2015年03月03日 06時03分41秒 | Weblog
若い頃は、将来のために貯蓄をするとか、様々な知識や技能のために投資をするとか、現在よりも将来に視点を置くことを心がけていたものでした。パーソナル・コンピュータがまだ一般化していない、8ビットの出始めの頃にプログラミングを始めたのは、典型的な例でしょう。

しかし今は? 明らかに、重点の置き方が変わってきています。将来、老いて様々なことができなくなることを予想して除雪等の対策を考えることなどは、同じように将来への目線ですが、その他はむしろ現在を楽しむことを重視するようになりつつあります。残り時間が見えてきた人生だもの、せめて楽しまなければ、という感じです。

私服は明るく、持ち物は実用品でも上質なものを、見栄は張らず肩の力を抜いて、対立は回避し無用の困難はやり過ごします。ヒロシマの入市被曝という運命を背負うこととなった亡父が、七回の手術を経て85歳まで生き抜いたたことは、息子から見れば大したものです。最終的に死すべき存在である我々は、運命や境遇に打ち勝つことは難しいけれども、要するにそれに負けなければよいわけで、なんとか引き分けに持っていければ上等なのでしょう(^o^)/

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新車で聴くMP3とOgg.Forbis形式の音楽ファイルのことなど

2015年03月02日 06時01分35秒 | 散歩外出ドライブ
新車のマツダ・デミオXD用に8GBのUSBメモリを用意し、メインのデスクトップ・パソコン(Ubuntu Linux)から音楽ファイルをコピーして、所用のため出かけた往復100kmほどのドライブで聴いてみました。その結果、わかったこと:

  • 音楽再生用に、RhythmBoxというソフトウェアを使っているが、これで追加記録した演奏者や楽章の情報などが、車のディスプレイに表示されてたいへんわかりやすい。
  • mp3/ogg 形式の音楽ファイルは、どちらも自動的に判別され、再生される。
  • 再生モードは、標準でフォルダ単位でリピートするため、普通にCDをリピート再生するのと変わらない。
  • 設定の項目の中で、トーンコントロールのようなものがあり、低音を少しだけブーストしてやると、自然で聞きやすくなった。
  • ジャケット写真のような画像も表示されるが、これはどこにある何の画像ファイルを表示しているのか、調べてみる必要がある。

なるほど。そうすると、2枚組の音楽CDも1つのフォルダに保存するようにすれば、二枚分を連続して再生することが可能だということになります。実際に、CD交換が不要になり、例えばヴィヴァルディの「ラ・チェトラ」とかメンデルスゾーンの「無言歌集」などを二枚連続して聴くこともできるわけですね。実用上、それはたいへんありがたい。



ちなみに、こちらは同じCDをLinuxパソコンに取り込み、RhythmBoxで再生しているところです。

将来的には、複数のUSBメモリの内容がそれぞれ何だったのか、どのように記録したり判別したりするのか、という問題が発生しますが、おいおいに考えていくことにしましょう。とりあえず、マツダ・デミオXDの2つのUSB端子で再生する音楽は、Linuxパソコンとはたいへん親和性が高い、ということがわかりました。



注目の燃費というか燃料消費率ですが、満タン法で測るために、先日、軽油を満タン給油してきました。納車の際に10リットルほど入っていたらしく、30リットルあまり給油して3600円ほどの支払いでした。ガソリンならばたぶんほとんどお釣りはなかったでしょう。また、車が表示する平均燃費は、市街地を約50kmほど走った時点では 19.3km/l という値を示しましたし、

さらに昨日は自動車専用道路と郊外路を約100kmほど走って、あわせて150kmほどの走行距離で平均して、22.8km/lを示しました。このあたりの数字が満タン法ではどのくらいに出てくるのか、その精度も検証してみたいと思います。

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