電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

ノートと万年筆の相性

2015年03月28日 06時05分28秒 | 手帳文具書斎
昨年の備忘録ノート「キャンパス・ハイグレード澪」の薄手の用紙には、常用する細字のプラチナ#3776ブルゴーニュがよく合いました。滲みにくくすべりの良い薄手の紙に、古典ブルーブラックの青色と細字の線幅がちょうどよかった。今年は、ツバメノートのA5判の100枚(200頁)のものを使っていますが、ツバメ中性フールス紙は紙厚がやや厚くなり、裏抜けや裏写りも問題なく、たいへん実用的です。

ただし、実はツバメノートだと、ブルゴーニュの細字の線幅が細すぎると感じられる時があり、ついつい中字のカスタムやカクノを選んで手にしていることに気が付きました。別に不都合はないのだけれど、線が細い印象というか、中字の方が鮮明さにまさるからでしょう。

このあたりは、不平不満というよりは、かなり高い満足度を満たした上で、よりかっちりとした見やすさを求めるという判断が無意識のうちにはたらいているためかもしれません。還暦も過ぎて、細かな文字よりも大きくて鮮明なほうがありがたいという事情もありそうです。



そういえば、昔はノートに何で書いていたのだろう? 備忘録ノートが残っている1979年以降、使っている筆記具を調べてみたら面白いかも。

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