今朝はちょっとサックスの奈央先生とでお話し。
奈央先生は私から見れば、
「いまどきの若い子」なんですが、
しかし音楽に対しては、音楽に惚れて、
真摯に熱心に取り組んでいるのがよくわかります。
いまどき風のしゃべり方で 気負わずさらっと本質を言う。
ジャズを勉強していて、
素人にしてみればなんか楽譜のあるような、ないような世界なんですが、
教室に来たときは、レッスンの前後は自分の練習曲を、
耳コピー(音楽を聴いて楽譜に書く)をしながら熱心に練習したり、
スケールとアルぺジオは全調の練習を欠かしていないと思う。
この間の発表会に、サックスを吹きに帰ってきた時
前日の夜になって、「どこの会場でした?」と聞いて来る
ある意味での余裕も奈央先生らしいし。
(そういえば 私が曲だけ決めて、プログラムを大阪に送っていなかった)
「何調で演(や)るんだった?」
(私の伴奏の移調能力は、限りなく制限があります)
何でも弾きますが、楽譜があってのこと。
「ANY KEY OK !」と返事が来たときには
さすがだなと思いましたよ。
あ・・・・
何が言いたいのかって・・
カッコいい演奏になるまでにはその陰で
しっかり楽譜を読み、
地味な練習を続けているってことなんです。
コンボやビッグバンドにいても
さらに自分の役割、位置、相手や他の人との関係、距離を
音楽的にも人間的にも把握していないと
成り立たないものなんだな・・とつくづく思います。