14日金曜日は 新大阪のムラマツリサイタルホールまで
ピアノリサイタルを聞きに行っていました。
ヘルマンハープで教室でもお世話になったpiyoさん長女さんが
留学帰国リサイタルをされましたので、
今日は一日教室をお休みにして
心の洗濯をしました。
心の洗濯って 心が洗われるようだと言えばいいのに
そこがおばさんの発言なんで 許していただきましょう。
シューベルトのソナタ以外は、
ドイツで録音されたCDをよく聞いていましたので
その清楚で聡明な演奏に惹かれていました。
私が気になったのは、ピアノの響き方です。
(演奏でなく ピアノ本体)
慎重に研ぎ澄まされた指先から音をつむぎだしているように
感じられたのですが、
ピアノ自体の響きが演奏のスタイルにあっていないように思われました。
ペダルを離したあと ダンパーですっと音が消されていく感じがなかったのです。
それと手を離したあとの音の減衰にもばらつきが・・
ラベルが弾きやすいように調整されたのかなとか・・
( おばさんのおせっかいでごめんなさいね
私の思い込みかもしれません。調律された方 ごめんなさい)
ホール自体は気持ちよく響くホールでしたが。
すみません。 私は自分が弾けない分を調律でカバーしてもらおうと
調律、整音にはうるさい先生と言われておりますので
そんなこんなを気にしながらも、
休憩の後に演奏された シューベルトは
初めて聞く曲でしたが、
ピアノの響き方も気にならないくらい 演奏に引き込まれました。
のだめが コンクールにシューベルトを選んだとき
ハリセン先生が「付き合ったことのある作曲家を選べ」といったのを
思い出してしまいました。
千紘さんはシューベルトとはとてもよくお付き合いのできた演奏だったように
思います。
これからの演奏が楽しみです。
いい時間をすごさせていただきましてありがとうございました。