黒猫ジジィの毎日にゃん!教室のみなさんとジジィを紹介   

2017.12より猫ブログになりました
姫路市飾磨区、飾磨駅北口より徒歩2分
【なるせ音楽教室】

やめたいといったNちゃん

2011-07-20 | 音楽いろいろ・ちょっと言いたいだけ~

 

習い事として習っている間だけ弾いているピアノでは

教室のキャッチフレーズ(大げさかな)の「音楽は生涯の友だち」になれない。

教室をやめてから、どれだけ自らピアノの蓋をあけて弾いているか。

そこが重要。

 

発表会がすんで、やめたいといったNちゃん。

わからないでもないよ。

満足なできじゃなかったものね。

練習も好きじゃない そろそろ思春期の入り口。

よくあること。

 

引き止めるのがいいのか 引き止めない方がいいのか

今月いっぱいは来るといってたから

7月のレッスンはやめたいことには何も触れずに、

そっと様子をみようと決めた。

 

発表会後、初回のレッスン。

「スタッフTシャツは何年生から着れるの?」

お~ そう来たか

スタッフをしたいのですね

「スタッフの用事もいろいろあるんだよ」

「ステージに出る スタッフがいい」

ステージにでてちょっと目立ちたいんだね。

「だったら 椅子の上げ下げ 足台の出し入れ係りかな」

「そんなの したい」

「普通高校生からスタッフをする人にスタッフTシャツをわたしているけれど

その年によっては中学生からね。」

 

発表会後 2回目のレッスン

 

「私より小さい子が エリーゼのためにを弾いていたよね

私もその楽譜がほしい」と言って来た。

だったら この曲集に載ってるよと3冊提示した。

「先生 コピーでいいんだけど・・」

だめだめ 楽譜のコピーは仕方なくやっている部分があるけれど

違法なのよ。

それに コピーで持っていたら、1年以内にどこかへ失くしてしまう。

本だと捨てようと思うまで一生ずっとあるから

エリーゼのためにはそうやって持っていてほしい曲ですよ。

それに曲集で持っていたら、また何か弾いてみたい曲があるかもしれないでしょ。

大人になってからも弾いて見て。

 

曲集に納得。

「お母さんが 『エリーゼならNちゃんの年の時には弾いていたよ。

でも お母さんは忘れたから、わからないところは先生に聞いてね』といってた。」

お母さんも次につなげるように、家で努力してくださっているのですね。

 

大人になって ひとりでも楽しめるようになるには

もっとたくさん弾いて経験を積んでほしいな。

 

ピアノを弾きたい気持ちは 山あり谷あり

バイオリズムのように浮き沈みがありますよ

でも そのうち どんな状態でも音楽は元気の素になれるからね。

 

さて どんな夏休みになるかな。