今回の発表会では車椅子でステージに出ることになったMさん。
既にこのブログで紹介していますが、Mさんの参加で介助のあり方など
今まで気付かなかった点があらためて浮きでてきました。
駐車場からホール内客席まではスロープでいけましたが、
ステージになると一旦、降りてまた上がってと階段があります。
急なことでしたので、教室の若いスタッフにMさんとどのようにしたらいいか
よく話し合って対応してくださいと、私は現場にはいませんでした。
長い階段では介助するほうもされるほうも大変なんですね。
急きょ、一番階段が少なくてステージにいけるところはどこかということになりまして
裏の搬入口になりました。
搬入口はホール外周をぐるっとまわったところにあり、雨が降っていたら
これまた大変なところでした。
国際さんに(ホールのステージ担当会社)舞台で使う平台をだしてもらってスロープ代わりにしましたが
それとて多分使いにくいものだったでしょう。
荷物じゃないんだから、搬入口ってのもなんだかな~と腑に落ちないまま発表会はおわりました。
今日、その件と、国際さんの備品をうっかり持って帰ってしまっていたので
ホールの事務所まで行って来ました。
昭和47年建造のホールでそこまでは考えられていなかったそうで
それなら仮設できる、ひとりでは上がれなくても介助のしやすい、
少しでも安全なスロープらしきものを作って欲しいと訴えてきました。
事務所のおじさんは、市長が駅前にホールを作ると、この前新聞に出ていたと教えてくれましたが、それって今から着工しても何年さきのこと?そりゃきっとバリアフリーだろうけど。
来年はステージのうちあわせをしっかりしないとね。
昭和47年建造というと 私が中学生の夏休みに 青少年対象の企画で
「蝶々婦人」を見に行ったときあれはまだ出来立てのほやほだったのね。
そういえば、姫路は文化的に遅れているとかで
クラシック演奏会ができるようなホールがそれまではなかったような。
姫路公会堂や、姫路市厚生会館で演奏会をしていたような記憶があります。
あっそうそう もう一つ訴えたことは
ピアノのコンディションがよくないこと。
せっかくいいピアノだと前宣伝しているのに
調律して、なんとかいい状態にしてもらいましたが
大ホールはよく調律が入っていますが
小ホールは利用者も調律をしないで使うことが多いので・・・と
もう一人のおじさんが管理簿をみながら
「小ホールは前回は4月24日でした」と申し訳なさそうに教えてくれました。
だったら 調律時はホール利用料を格安にするかなしにするか、
それとも ピアノ利用料を下げるか、どうにかならないのかしら・・と
一応、言って来ました。(笑)