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【なるせ音楽教室】

「ラ」の音 2

2013-12-08 | ♪いつものレッスン風景

昨日は、チューニングフォーク(音叉)を響かせて なんの音か調べていました

「ラ」 正確には 1点イ

まんなかのドより数えて ドレミファソ・・の

 

小学生からずっとドラム専門のかんじ君。

8月からはさらにドラムを上手くなるため佐藤先生のレッスンを受けて精進。

 

私のレッスンでは、佐藤先生の復習をしていましたが、

将来的に鍵盤のこと、コードネームのことを知っていたほうがいいと考え

勉強することになりました。

 

コードを覚えるにあたって

まずは音名の復習をと(たぶん中学ですると思いますが)

ドレミファソラシド (イタリア語)

ハニホヘトイロハ (日本語)

C D E F G A B C (英語)

 

普通にドレミファソラシドと歌いながら

ピアノの白い鍵盤の順に押さえていく。

ピアノを習っていなくてもたいていの人は出来ると思いますが、

さて 日本語になると、日本のいろはカルタ見たいに

なんでイロハニホヘトでなくてハニホヘトイロハなんだろうか

英語も ABCでなくてCからなんだろうか・・

 

長く音楽をやっていて、頭から覚えるごとく

何も疑問を感じていない人もあると思います。

 

そこでやっぱり「ラ」が大事だから

「ラ」を 「イ」にして「A」にしたのだろうということに。

これで あってるかな??

 

「ラ」 正確には 1点イの音の高さは

1939年のロンドン国際会議で440ヘルツと国際的に決められました。

デジタル化で今はラジオでしか聞かれないそうですが

かつての正時の時報、「ぷっぷっぷっ ポーン」も440ヘルツと

1オクターブ上の「ラ」880ヘルツが使われていました。

 

 

さて写真のチューニングフォーク(音叉)は

左が440ヘルツ 右が442ヘルツ

見ただけではわかりませんが(笑)

よく聞いてみると違いがわかるかも。

どちらも「ラ」に聞こえます。

 

国際高度は440ヘルツと決められていますが

コンサートでは華やかに聞こえるとかで442ヘルツでピアノを調律することが

多いようです。

教室のピアノも、発表会のピアノも442ヘルツで調律していただいています。

 

大事な「ラ」が「A」と覚えるために、チューニングフォークが登場したのでした。