ウチナーグチのロゴス、つまり論議の面白さは確かですね。
それは「忠孝婦人」の糾しの場からの流れですね。組踊の台詞劇の面白さがあります。もちろん独特な唱えですが、そこには言葉の、論理の応酬がある面白さですね。
表記と読みの違い、絶えず二重の構造が貫かれているのですね。沖縄の歴史的仮名遣いと読みの違い、其の落差をしっかり抑えないと古典も民謡も、組踊も沖縄芝居も表現できないのですね。
それに共通日本語が登場で、書言葉と話し言葉の差異もー。ポリフォニー的言語環境ですね。翻訳的な構図も確かで、かつ記述と読みの差が絡んでくるのですね。多言語環境も複雑ですね。