風がやさしい。小鳥たちはさえずり、釣りを楽しむ子どもたちも~。漁港にはロマンが漂っているような雰囲気が~。
歌三線で演唱していると、声をかけてくる公園界隈の人々~。はじめて遭遇する彼や彼女とことばを交わす一時、こうして小さなコミュニティーができていく。明日も、来週の今頃も、歌三線が響いて、踊りたくてたまらない身体がすくっと立って踊る。うちから湧き上がってくるものを止めることができない。彼女の身体はあふれる思いの発露のように動いていく。
歌う。久ぶりに歌う。しっとりと落ち着いてきた歌があり、まだ落ち着かない高音もある。潮風の少し湿ったような香りを吸う。犬たちが飼い主に連れられて通り過ぎる。犬の銀座通りとしらなかったの?、人間の癒やしの場で~。