宮城能造さんの女形のモデルが遊郭の芸妓です。🌹宮城能造さんがそうお話しているのですね。戦前の沖縄、つまり近代の芸能者にとって女形のモデルは辻遊郭の踊り子だとー。そうして1672年から公的に認知された遊郭が実在してきた琉球では、芸妓は特別な存在だったのですね。女性芸能者の歴史は長いのです。
宮城能鳳さんの芸のモデルは辻の踊り子?それを見据えることが沖縄芸能の本道でしょうか⁉️士族層の見栄文化の根の所で、芸能の花が遊里で咲き誇っていたのですね。古典音楽の大家の皆さんも遊里で技量を鍛えたのですね。
女性舞踊家の皆さんは男性芸能者尊重の空気に騙されてはいけませんね。宜保栄治郎さんは女性は劣っているとシンポジウムの会場で豪語していたのですが、家父長制度を推進する視点に留まっている方ですね。そこから未来は閉ざされています。
人間国宝の組踊保持者に勝るとも劣らない舞踊家が何人も現存する沖縄です。
若按司役など、女性がやったら特別な魅力がにじんでくるはずですね。というのも、戦前のジュリ馬の記事を読むと、必ず遊里の美らジュリたちが長刀踊りを披露しています。女性が男装して、長刀です。組踊の若按司もよく長刀踊りを披露しますね。似合っています。