世界各国の国政選挙における女性参政権の獲得年次
- 1902年 オーストラリア(イギリスから独立して2年目)
- 1906年 ロシア帝国領フィンランド(初めて女性に被選挙権が認められる)
- 1913年 ノルウェー
- 1915年 デンマーク、アイスランド
- 1917年 ソビエト連邦
- 1918年 カナダ、ドイツ、イギリス(男子にのみ普通選挙権、女子には制限選挙権。完全平等はそれぞれ20、19、28年)
- 1919年 オーストリア、オランダ、ポーランド、スウェーデン
- 1920年 アメリカ合衆国(州によっては国政選挙を含めてそれ以前より)、カナダ(完全実施)
- 1927年 ウルグアイ[2]
- 1928年 イギリス(男女平等の普通選挙権)
- 1929年 エクアドル[3]
- 1930年 南アフリカ(但し白人のみ)
- 1931年 ポルトガル、スペイン
- 1932年 タイ、ブラジル[3]
- 1934年 トルコ、キューバ[3]
- 1924年 ドミニカ共和国[3]
- 1945年 フランス、ハンガリー、イタリア、日本
- 1947年 台湾(中華民国)、アルゼンチン[3]、ベネズエラ[3]
- 1948年 ベルギー、イスラエル、韓国
- 1949年 中国(中華人民共和国)、コスタリカ[3]、チリ[3]
- 1950年 インド、エルサルバドル[3]、ハイチ[3]
- 1952年 ギリシャ、ボリビア[3]
- 1953年 メキシコ[3]
- 1953年 コロンビア[3]
- 1955年 ホンジュラス[3]、ペルー[3]、ニカラグア[3]
- 1956年 エジプト、パキスタン
- 1957年 マレーシア
- 1959年 シンガポール
- 1961年 パラグアイ[3]
- 1963年 イラン
- 1984年 リヒテンシュタイン
- 1993年 スイス
- 2002年 バーレーン、オマーン
- 2003年 カタール
- 2005年 イラク、クウェート(2007年の選挙から)
なお、女性の参政権を認めていない、もしくは制限付きでのみ認めている国は以下のとおりである。
- ブルネイ 1959年に女性参政権が認められたが、1962年以降は男女とも選挙権が認められていない。
- レバノン 女性のみ初等教育を受けた証明が必要。また、投票は男性には義務化されているが女性は任意である。
- サウジアラビア 2009年に女性参政権が保証されたらしいが、実際の選挙権・被選挙権は今のところ認められていない。2013年1月11日、諮問評議会の次期議員に30人の女性を任命した。任期は4年[4]。
- アラブ首長国連邦 制限付きでのみ女性参政権が認められている。但し2010年からは完全に認められる予定。
- バチカン市国 議会を有さない。なお聖職者により国事が運営されるが、女性は聖職者に就任できない。