政教分離ではなく、政教一体の現在?ロシアをテーマにしているが、77年前の日本でも政教一致で国家神道と政治が一体となって他国に侵略したとの説明。その時日本の全仏教界も政府支持だった事実があったのだ。日本の仏教界が零戦を献納したという話も興味深かった。
ロシア正教とプーチンの関係がテーマだが、鵜飼さんの話で、日本が中国を侵略した時、寺や神社を造っていったという事実、またアイヌが住んでいた北方領土でも寺や神社が造られていったという歴史の事実があった。その後ロシアが北方領土を支配した後は、建立されていた寺や神社が破壊され、ロシア正教の寺が建てられていったという歴史も興味深かった。
宗教の理念、救済、平等、博愛が簡単に変容し、戦争の正当化の中軸になっていくのですね。聖戦になるのです。なるほどでした。殺さなければ殺されるという論理で自国の正当化の根拠を後押ししていく宗教です。全体主義に呑み込まれていく宗教です
政治=政(まつりごと) 宗教=祭事(まつりごと) 一蓮托生の政治と宗教という発言もなるほどです。
(写真は、月桃の花、沖縄が戦場になった時、野原で、人家の庭でよく咲いていたはずの花です。梅雨時に咲く。)
【キリスト】プーチン暴走に総主教も賛成?政治と宗教は相互依存?ウクライナ侵攻を支えるロシア正教の実態|《アベマで放送中》