面白かった。人間(さま)、人間社会と動物(家畜・ペット・調教される動物も含め)の関係性を基軸に人間と他の無機/有機的存在の関係性の秘密・綾を面白く読み解いた社会学で意表をついている。ペットと人間の関係がコアになるが、あらゆる動物と人間の関係性のありようが、人間社会の構図≪縮図≫に重なっていく。
ツイターを見ると、動物保護主義者、動物解放論者、ヴェジタリアンの方のツイートも目立つ昨今である。残酷な . . . 本文を読む
James JpyceのDublinersのペパーバックが出てきた断捨離である。VTRとカセットを多く処分!
断捨離が大詰だが、録画した多くのVTRやカセットテープの類が山ほどあり、それらを処分する。そうしたら13畳の部屋が広くなってきた。でもまだ終らない。かわいい18歳のお嬢さんが手伝っ...
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去年の今日、団舎利の中にいた . . . 本文を読む
琉球新報の創刊120年、おめでとうございます☆120年は凄いですね。戦前の新聞を、論稿を書くために目を通すことがよくありますが、辻遊郭に張り付いていた記者の視点はとてもユニークです。太田朝敷さんは辻の女性たちが造った劇場で会計のお仕事をして、辻のアンマーたちを助けていますね。拍手。沖縄主義の啓蒙運動をされた方ですね。
「琉球新報」の世界へと発信する姿勢を応援します。中央のシンクタンクに頼らない独 . . . 本文を読む
『パリ、テキサス』サム・シェパードのスクリプトが登場、断捨離はまだ続く!やれやれの日々!
以前授業で使ったテキストが紙の山の中から出てきた。懐かしい思いがやってきて、翻訳付きの台詞を読んだ。Travisが何年かぶりに息子のWaltを連れてテキサスのとあるクラブにJane...
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小田中章浩さんの『フィクションの中の記憶喪失』を . . . 本文を読む
沖縄出身で東京で大活躍している舞台俳優というと、この方だ。津嘉山さんの故郷は宮古島だと東京新聞の記者でかつて氏を取材した方から伺った。那覇商業高校ご出身ということがいつも表に出るのが、興味深い。歌舞伎は1万円以上のチケット料金で、この現代演劇は前売りが5千円である。決して安くはない。遠方からの輸送料金もたいへんな額だと推察するが、舞台芸術が決して庶民芸ではない、ことの証左であろうか?特別な空間なの . . . 本文を読む
両作品共に人間の情(愛)の世界だね。限りある人生の中で人が最も生きる陶酔を得るのは、恋(愛)の中にあるのかもしれない。そしてそれぞれの宝物を掘る執念なり歓びのようなもの、それは真実なり・美・正義・幸せへのたゆまない憧憬であり、たどり着きたい希望でもありえる。苦が伴う生を含め受苦≪パッション≫は生きる糧かもしれない。自らを掘る人生そのもの、生きることそのものが観念の燃焼でもある。人はなんと物理的 . . . 本文を読む
もはやこの世界にプライバシーはないのかもしれない。科学技術の進歩が逆に己の自由の領域まで侵されるシステムになりつつあるようだ。大きな目=監視(傍受)が当然のような世界になってしまっているのかもしれない。そこで戦時中のような暗号(現在はさらに精密度の高い暗号学)がネットの安全性と共に大きな課題になりつつある。暗号化によってプライバシーを守る闘いが繰り広げられている。情報統制もありえる。「盗聴されてい . . . 本文を読む