昨夜は今年度最初の星空観察会でした。
このところ毎日夕方には雷雲が発生していて星空観察なんて出来るのか?
案の定、4時くらいまでは何とか晴れていましたが、5時に現地に着いて準備を始めるころには空は黒い雲に覆われました。
唯一晴れ間の有った西の空もどんどん雲に覆われて行きました。
さあ、今日も屋内で星空解説だね。
という事で1時間掛けて準備完了。
外は外で万が一にでも晴れる可能性もあるので準備してあります。
ところが、来場者が集まりだして7時の開催をしようとした途端、突然雲が切れだして月が見え出しました。
屋内での準備は無駄になりますが、急遽来場者を外に案内して本来の観察会が始まりました。
今日の予約参加者は16人くらいです。
この後もどんどん晴れ間が広がって天の川も流れる綺麗な星空に、来場者も大喜び。
12日夜のペルセウス座流星群の極大日を前に流れ星も沢山見れて子供達も大人も「初めて流れ星見た~!!」と歓声をあげていました。
小学生は学校から出されている夏休みの星空観察の宿題用紙を手に、私の解説をメモメモメモ・・・
親子で一生懸命でした。
学校から天体観察の宿題が出されていると聞いたのは過去20年間で初めてです。
でも、今回はそんな気がして「夏休み自由研究」と云う星空観察の手引きの冊子を作っておいたのが偶然ではなく必然にしか思えませんでした。
完全オリジナルの7ページ程の手引きで、5種類の観察手法を載せてあります。
その中から自分の興味のある観察を選べるようにしてあります。
付録で、ペルセウス座流星群の記録を取る事の出来る星図も付けました。
小4だと云う男の子はそれを手にして目を輝かせて凄く喜んでくれました。
8:30に観察会を閉めたのですが、屋内で準備した設備を撤収して外へ出ると・・・
あれほど広がっていた星空が全く見えません。
その間わずか10分から15分。
今日の天気の変貌ぶりにスタッフみんなびっくり。
夢でも見てるのか??
その後は何時ものファミレスで星仲間の夕食会をして完了。
見れる惑星が何も無い中で、こんなに盛り上がった観察会は久々です。
惑星の無い日は大きな反射望遠鏡での星雲星団巡りはメインイベントでその綺麗さに圧倒されます。
そして、望遠鏡を使わずに星空を見上げての星座の形を確認したり流れ星を見たり天の川を見たりすることも街中に住んでいる来場者にとっては初めての経験だったりするので侮れません。
どんな天候で有っても何時もスムースな運営が出来ているのは仲間全員の気配りのお陰です。
何時もありがとうございます。
次回は10月の開催で、この時期には土星や木星も見れるので更に充実した観察会になる予定です。
(曇りや雨天の場合でも屋内で星空解説やプラネタリウムなどを行います)
参加希望の方は那須塩原市の広報誌に応募が出ましたら田舎ランド鴫内(しぎうち)に連絡の上、予約をしてご参加ください。