台風の被害に遭われた多くの方にお見舞い申し上げます。
偶然にも私の家の近くの川は上流の雨量が少なかったため氾濫には至りませんでした。
しかし、その下流域の那珂川では実家近くの場所でも多くの方が家が水没したり多大な被害に遭われています。
那須水害の時にも下流域では殆ど雨も降っていないのに、那須の山間部で大量の雨が降ったことで、茨城県で大きな被害が出ましたが、今回は全体的な豪雨でしたから半端なく被害地域が広かった訳ですね。
さて、こんな程度を「被害」とは云えない状況のものですが、日ごろ大切に管理してきた庭の草花や畑の野菜が痛手を受けました。
畑も支柱がみんな倒されました。
花壇も・・・
コスモスも花びらがみんな飛ばされて花数が少ないです。
川の状況は午後の写真ですが、まだまだ濁流です。
良く見たら、昨年から今年にかけて護岸工事したばかりなのに・・・
肝心のバラは、昨日の自分の風向き予測が当たって、風向きの反対側に退避させられましたので殆ど大きな被害は受けませんでした。
また何時ものように庭が輝きを取り戻しました。
花壇もなんとか復旧し、畑も復旧できました。
そうですね。
先日地植えしたばかりのフロレンティーナさんは・・・
ご覧のように周囲にはいろんなものが散乱していますが、つるバラはしっかりとフェンスに縛っておいたので、何の被害もありませんでした。
やっぱり、台風前にフェンスを完成させておいて良かったです。
外の片付けは朝9時から午後1時まで掛かりました。
20年前に「那須の大水害」に遭い、近くの川はものすごい水量になり地面を削り取られ、近くでは大規模な範囲で河原と化し、更に雨の降っていない下流域では広範囲での浸水被害も出ました。
魔の3日間でした。
そのとき「自分さえ良ければ」と云う考えは持つべきでないと真に思いました。
今回の台風でも自分の家は被害が無かったけど、その下流域では知人の家も水没しました。
とても他人事として無関心ではいられません。
今日は福島県の阿武隈で星祭りもありましたが、いくら天気が回復したからといって、阿武隈川流域でも大きな被害が出ている最中に、そこで楽しく振舞うことに違和感を覚えて不参加にしました。
明日は我が身。
災害が続く日本、日本人らしく人を思いやる気持ちをもって生きていきたいですね。