リサリサって誰? って思いますよね。
バラの品種の一つです。
娘の名前と同じ名前で買わない訳にはいきませんでした。
このバラはバラの育種家「木村卓功」さんが交配した品種で、2018年10月に木村さんが直接那須ヒロガーデンに特別ゲストとして来られてお話しをして頂いた時に 紹介されました。
第16 回ぎふ国際ローズコンテストにて「銀賞」を取った品種です。
「リサリサ」はスペイン語で「笑顔」の意味だそうで、名前も良いですね。
前置きはこの辺にして・・・
2019年に購入して一年間鉢で育てて2000年に地植えにしたので地植えにして丸2年になります。
昨年は、一度に沢山咲かずに次から次へと咲く感じでしたが、今年は盛大に花を付けてくれました。
先日娘が遊びに来た時に一本に6個くらいの花が付いた枝を「お前の名前のバラなんだよ」と云ってあげました。
香りもとても良いです。
玄関へのアプローチの最初に目にするバラになるので、看板娘的なバラです。
そう云えば、「レヨンドゥソレイユ」と云う黄色いバラが昨年癌腫病で枯れてしまって、枯れる直前に切り取った枝を挿し芽して育てた物が花を咲かせました。
全体的にはまだ細い苗です。
本当はもう一本、野ばらに挿し木してもっと大きくなった物があったのですが、先日の強風で鉢が倒れて挿し木した部分から折れてしまいました。
もう時期花が幾つか咲く寸前だったのでとっても楽しみにしていたので残念でした。
残ったこの苗を大切に育てて行きたいと思います。
思い出深いバラがもう一本。
これは「コーデリア」と云うバラで、私がバラを始める切っ掛けになった大切なバラです。
病気に極端に弱くて花が咲いて体力が落ちると、直ぐに黒点病になってほぼ全ての葉っぱが落ちてしまう厄介なバラです。
香りも全くしませんし、茎が細いので直ぐに下を向いてしまいます。
でも、咲き出しの花びらのグラデーションがとっても可憐できれいなんです。
多分2009年頃にサイクリング途中で立ち寄ったヒロガーデンで購入したバラで、2010年からブログを始めましたが2011年のブログに始めて登場しています。
しかし、手入れの方法も知らずに放任状態で年々株が小さくなって親苗は2015年くらいには消滅して、2018年には挿し芽で大きくなった苗までも弱りに弱って消滅してしまいました。
その消滅寸前の僅かに残った細い根の付いた枝を育てて復活して今に至っていますが、その時に瀕死の状態の苗を入れた鉢を持って「那須ヒロガーデン」に相談に行ったのが切っ掛けでバラをとことん勉強して育て始める事になったのです。
多分、このバラの救出劇が無く、ヒロガーデンに行かなかったらバラを勉強することなく庭にバラが咲くことは無かったと思います。
そんな大切な切っ掛けを作ってくれたバラがこの「コーデリア」なのです。