このところ曇りばかりで、西村彗星はお目に掛からぬまま終わってしまいそうです。
でも、昨日の早朝トイレに起きた時、外を見たら快晴!
時刻は既に4:30。えーっ!
トイレも行かずに早速双眼鏡を片手に外へ出て彗星が見えそうな場所まで歩いて行きましたが、漆黒の闇は既に崩壊を迎えていて、刻一刻と空は明るくなるばかり。
しかもまだまだ大きな月が輝いています。
結局、4:40になってやっと探索を始めましたが、しし座の3等と4等星の星は見えるのですが、その近くに居るはずの彗星は見つける事が出来ずに空は明るくなってしまいました。
でも、空には冬の星座のオリオン座が南南東に有って、東の空には閃光を放つ明けの明星金星が輝いて、空気もヒンヤリ涼しく清々しい朝を迎える事が出来ました。
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ステラナビゲーターって何って?
これは、天体シュミレーションソフトです。
先日の星空観察会の当日、家で各種ソフトや機器の動作確認をしていた時に、西村彗星の軌道情報を得るために、データーのアップロードを行いました。
その時は特段問題無く彗星の軌道が表示されましたが、一旦アプリを終了して再起動したところ、最初のロゴの表示が出て数秒で消えてしまってその後何も出て来ない状況となってしまいました。
何度やっても同じです。
状況をまとめると以下のとおりです。
・天体位置情報データーのアップロードするまでは正常に動作
・データーのアップロード後、アプリ終了後次の起動時にロゴだけ表示で動作せず。
・タスクマネージャー上でのプロセス監視においても、ロゴが消えた時点でステラナビゲータ―11のプロセスは消滅
・アンインストール後再インストールしても状況変わらず
にっちもさっちも行かない状況でした。
でも、Ver9、Ver10、それと買っては有ったもののインストールしていなかったVer12はインストールしてみると全く問題無し。
Ver11だけの不具合でした。
メーカーに問い合わせたところ、以下のQ&Aを見てくださいと回答を頂きました。
データーの破壊が起きた場合、再インストールでもそのデーターが残ってしまうため、個別にクリアする必要があるとの事。
早速、データのクリアを実施しましたが回復せず。
仕方ないので、自分で考えられる手順を様々実施。
:::確実に直る手順を見つけました:::
1.データのクリアをする。(上記Q&A手順)
2.Ver11のアンインストール実施
3.Ver11の再インストール
(必要であれば地形データなどのオプションも必ず指定する(カスタム指定))
4.Ver11のアプリに対する最新システムアップデートを実施
5.彗星などの位置データーをアップロード(最後に実施が必須)
以上の方法で正常に動作出来るようになります。
特に、3項の地形データーなどのオプションはインストール時に最初に指定せずに、アプリの最新システムアップデートしてしまうとその後は「最新のバージョンになっています」と表示されて地形データーなどのオプションの適用が出来なくなくなります。
(その場合には最初から全てやり直し)
また、4項の最新システムアップデート前に最新天体位置情報データをアップデートしてしまうと、また同様の事象で起動しなくなってしまいます。
(結局、事象発生の条件は最新システムアップデート前での最新天体位置情報データのアップデートなのでは?)
なので、上記の手順以外の方法では上手く起動しないです。
暫く新彗星などの話題が無かったので天体の位置情報のアップデートはしていなかったのですが、ノートPCもディスクトップPCもその位置情報のアップデートした後に起動しなくなっています。(最新システムアップデート未実施)
カスタマーサポートからはそう言った回答は無く、最新のシステムアップデートをしていないと最新のWindows10のOSに対応できないとの事でした。
でも、最新システムアップデート前でも天体位置情報アップデートをしなければ事象発生はしません。
今回はたまたま最新のVer12を購入していたので、事なきを得ましたが一時は「あと数時間で星空観察会なのにどうしようか・・・」とドキドキしてしまいました。
勿論、今回の情報はその後に解決した結果になります。
という事で、この情報がお役に立てた方がおりましたら嬉しいです。