「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



昨日算出した理論値を元に、改めて抵抗値の計算
をやっています。まずは最も怪しいCb信号の
計算のところ。

要は、オペアンプ1個で4入力の加減算回路を
組んでいるわけなので、抵抗値さえ求まれば
あとはRGB信号を入力するだけでCb信号
に自動変換されるっていうわけなんですが、
オペアンプ1個の加減算回路は何しろ計算が
複雑です。

元々「さんすう」が苦手なオイラとしては、この手の
計算は是非ともコンピューターが自動的にやって
欲しいところなんですが、とても完全自動化は
出来そうに無いので、表計算ソフトを駆使して
なんとか一部だけ自動化という感じ。

ちなみに、反転入力側は複数あってもそれほど
計算式は難しくならないんですが、非反転入力側
が複数ある場合は話が別。超面倒くさい!

でも頑張ってなんとか計算は終えたんですよ。

で、RGBに適当な電圧を入力したと仮定して
検算をさせてみたところ、おおよそCb信号に
近い電圧が出てきたものの、なぜか微妙に食い違う
値が…

3回くらい計算過程を(手動で)検算しなおしてみた
んだけど、どうやら間違えは無さそう。

うーん、なんだろうなぁ?

多分、この程度の差は放置しても色は出る気が
するんだけど…。気持ち悪い数値なんだよなぁ…
なんか、赤と緑の信号が入れ替わって、正負が
反転したような…って風に見えるような…物凄い
微妙な… うーーーーー気持ち悪い。

式を見直しても間違えは無いはずなんだけどなぁ。

とりあえずグラフ化してみて、位相がそれほど
ズレて無ければ先に進んじゃおうかなぁ?

うーーーーーーーーーーーーー気持ち悪い。

CrとY信号は多分今のままでokだと思うんだけど
なぁ。Cbはこれでいいのか????


そうそう。あと、負電源の電源回路も考えないとな…。

74VHCxxxxシリーズのVcc~Veeは
±5Vを想定しているっぽいんだけど、
LTC1144では出力が足りないっぽいことが
判ったので、別途用意しないとなりません。
(そもそもLTC1144はちょっと高いしね…)

しかも、うちにあるコーセルのスイッチング電源は
+5V、+12V、-12Vの3出力しかないので、
負電源に-12Vを繋いじゃうとICが壊れちゃう
はずだし、そもそもコーセルのスイッチング電源を
組み込んじゃうわけにも行きません。

例によってマイコンを発振回路代わりにして
チャージポンプで負電圧を作りたいんだけど、
以前実験した12F629を使った電気力発電↓
http://picavr.uunyan.com/experiment_nega.html
はなんといっても「混ぜるな危険」な臭いがする
ので、簡易的でもちゃんとバッファ回路を組んで
負電源にしたいと考えています。

とりあえずトランジスタ2個使ってバッファ回路
をでっち上げ(一応データシート上はokな領域です)、
circuit maker
でさっくりとシミュレーションを
掛けてみました。が、…なんともいえない結果だなぁ。

バイポーラトランジスタでバッファ組めばVfの
分だけ熱になって消費されちゃうのは想定どおり
なんだけど、それにしても電圧は想定より低いし、
電流も取れない…

でもまぁ、以前もシミュレーションではそれほど
成績が出なかったのに、ブレッドボードで回路
組んで実測したらかなりの電流が取り出せたから、
もしかしたらやってみればいい成績が出るのかも。

ビデオ信号用なら所詮1Vpp程度だから電圧は
それほど無くてもいいんだけど、6個のオペアンプ
をドライブするのに必要な電流ともなると、そこそこ
取り出せないといけないしなぁ。

手を動かすと、色々と難しい問題がでてくるなぁ。

金に糸目をつけなければすぐに解決付くんだろうけど、
それじゃぁ面白くないもんなぁ…。



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このサイトで、
http://dtmsoftwaredownload.1-na.com/midi-player/software-fm-sound-midi-player.html
掲題のようなフリーソフトがあるのを見つけました。

このページ上にはダウンロードするところが
見つからなかったので、例によってvector
で探してみたら、ここに↓。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se343738.html

早速ダウンロードして実験。

適当なMIDIデータ(midやsmfが使用可能)を
ドラッグアンドドロップで再生できるんですが、
ソフトウェア上で周波数変調のシミュレーションを
行って、リアルタイムで出力されます。
あ、windows用のソフトです。

さすがにソフトウェアでエミュレーションしている
訳なので、処理能力上かなり厳しいようで、私の
PC(処理速度がちょっと遅い方)では音が
途切れ途切れになるんですが、実は心配なし。

wavファイル出力機能も付いているので、wav
フォーマットにして出力しておけば途切れずに
再生することも可能です。(操作がちょっと
ややこしいけど…)

音色編集機能とかはまだ弄ってませんが、普通の
ADSR形式エンベロープにYAMAHAの
一般的な8種類アルゴリズムといった感じ
のようです。
(アルゴリズムは私のサイトにも挙げたYM-2203
 の8種と同じでした↓)
http://picavr.uunyan.com/experiment_fm_sound.html


先日YAMAHAからダウンロードしてきた
ATS-MA2-SMAFと比較すると、入力したMIDIファイルを
自分の好きな音色で再生して、それをwavファイル
に吐き出すことが出来るという感じで、これはこれで
面白いかも。

ATS-MA2-SMAFはmidiデータを再生しようと
するとナンゾヤというファイルが見つからない
って出てきちゃうんだけど、このソフトなら
何の問題も無く再生してくれるっていうことと、
そもそもソースも公開されているモノなので、
やる気になれば自分で色々弄れそうです。

それに、wavで曲を保存できるって言うことは
あとで好きなように加工できちゃうからなぁ…。
cdに焼いたり。(多分焼かないけど)


鍵盤叩きながら音色を確かめるなら、鍵盤が
大きいATS-MA2-SMAFのほうがやりやすいし、
midiファイルの再生やwavファイル作成
を行うなら「ソフトウェアFM音源MIDIプレイヤー」
の方がいいかな。

いずれにしても、この手のソフトを公開してくれて
いることに感謝、感謝。

実はwavファイルのフォーマットを先日調べて
いたのは、この手のソフトが作れないかなぁって
思っていたのも1つ理由だったのでした。
とりあえずいいもの見つけちゃったので、
自分で作る必要はなくなったな…



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この間計算した結果がイマイチ信頼性に乏しいと
思えてきたので、改めて表計算上でゼロから再計算。

計算式も頭の中だけじゃなくて、ちゃんと表計算
ソフトのセルに打ち込んでいって、自動計算させて
いって、グラフ化してみました。


B,R,Gのところが青、赤、緑の信号の有無。
その他シンクロ信号やバースト信号の有無の
所に5Vか0Vかを入力すると、下にCr、Cb、
-Cr、-CbとY信号の各信号の電圧理論値を
表示するように計算式を埋めてます。

で、Cr、Cb信号の位相信号を可視化したのが
その下のグラフ。(一メモリにつき0.1V)

ちなみに、黒い点線はバースト。

うん。バッチリだな!っていうか、ここまでは
CPLDで散々やったことの復習なんだけど、
今回のポイントはバースト信号も入力の1つに
含めて計算したこと。
バースト信号計算をCb用のオペアンプに
乗せちゃう作戦。

計算式の復習が出来たので、改めてオペアンプの
抵抗計算をもう一回やり直してみよう…。



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