「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



arduinoのADC参照電圧についてメールいただきました。
(ご指摘ありがとうございました)


http://nekosan0.bake-neko.net/structure_analog_in.html
このページに記載してあったArefピンの処理のことに
ついて。Arefピンは内部が普通の入力ピンになってて、
電流の流出入は無いものと思っていたんだけど、
情報によるとそうではなさそうな感じ。

http://www.arduino.cc/en/Reference/AnalogReference
arduino公式ページのここの最新情報では、Arefピンは
内部で32k程度の抵抗を通してgndに落ちているみたい。

とすると、参照電圧元から5kの抵抗を通してArefピン
に繋ぐと、5kと32kで分圧した電圧が参照されることに
なるような…と。

図にするとこんな。(上側の図)


探してみると…
http://www.instructables.com/id/Servo-Feedback-Hack-free/step6/Analog-Reference-Adjust/
http://sites.google.com/site/measuringstuff/arduino-notes
http://www.arduino.cc/cgi-bin/yabb2/YaBB.pl?num=1280424364/all
いくつか情報が。大体去年あたりに会話されてた
みたい。


以前、MEGA48とAD595繋いで実験したときに、参照電圧
として出来るだけ正確なのが欲しかったので、LM4040の
4.096V版を使ったんだけど、その時の回路がさっきの図
の下側。(r1は1kΩ)

実際に32kの抵抗が入っているのかどうかは実機での
確認をしてないんだけど、入っているとしてもLM4040
を使った場合はこの参照ICが電圧を調整してくれてる
はずなので、少なくともともあの実験ではほぼ正確な
ADC結果が得られてたはず。(テスター当てた電圧も)


多分、正確な参照電圧が必要な場合は下側のような
回路構成になる気がするし、AVCCとArefを共用する
場合は電源電圧の変動に影響受けたり、内部の32k
抵抗値のばらつきでも大きく影響受ける気がする
だろうから、参照する電圧にあまりこだわりが無い
場合は内部参照と比較してあまりメリットなさそうな
気がするな。5Vと3.3Vを混在させるようなケースかな?


外部参照電圧ICを使うにしても、内部でショートしない
ために5kって書いてあるんだとすると、あの時の実験
では1kだったから、これだと小さいかも知れない…
まぁ多分1kでも電圧降下のほとんどはこの1kが
負担するから、大抵の電圧では壊れること無いと
思うんだけど、なんとなくモヤモヤが残っている
ので、あとでちゃんと実験などやっておきたいところ。

この32kの抵抗っていうのは、一体ナニモノだろう?
参照電圧に使うだけならいらないんじゃないかと
思うんだけど…



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