「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
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あれから2年。

午後2時46分に黙祷をしたんだけど、急にあの日
の光景が浮かんできて、ふわふわと宙に浮いた
ような、足元が揺れるような錯覚に襲われた…

当然健康上の問題ではないから、やっぱり
あの日の体験は、まだ体に染み付いているん
だろうな、と感じた。


最近「風化させてはならない」っていう話をよく
耳にするんだけど、「忘れる」ってこと自体は
いけないことではないと思うんだよな。

人間は、とてもつらいことを経験しても、やがて
前向きに生きていこうって切り替えていけるのは、
「脳」がほどよく「忘れるっていう機能」を
持っているからで、これ自体は人間が進化の過程
で身につけた一つの能力なんだろうと思う。

忘れることが出来なければ、いつでもどこでも
フラッシュバックして、日常生活が送れなく
なってしまうはず。


つらいことを「忘れていくこと」(感情面)と、
震災の事実を「忘れていくこと」(科学、論理面)
を一まとめにしては駄目なんだと思う。


前向きに希望を持って、この先どのように復興
していくのか、遠い将来(もしかしたら近い将来)
に同じような災害に見舞われたときに、少しでも
影響を食い止めるにはどうしたらいいのかを
考え続けていくことが、「忘れない」っていう
ことなんじゃないかな?


じゃぁこの2年、一体自分は何が出来たんだろう…

募金はやってみた。現地の食品を積極的に
買って食べたり、観光に行ったり。ヤフオク
出品時の復興支援募金とかはこれからも。

それだけじゃなくて、同じこと繰り返すだけ
じゃなくて、何かまだやってない、支援に
繋がることがあるんじゃないかと思うんだけどな。
なにがあるだろう?
2年で、自分が出来たことはちっぽけだったな。


今日一番気になったニュース。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130311-00000104-mai-soci
食品の生産地を気にする人4割。

今流通している食品は、世間の関心の目から
考えれば、厳格に検査されてokだったものしか
流通してないはずはないと思うんだけどな。

この”思考停止”が、自らの意思で風評被害を
作り出して、復興の足かせになっていると
思うんだけどな。

情報公開のやり方の問題なのかな?
「情報」といえば、日本沈没の邦枝助教授の出番
だな。




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