昨日の書画カメラ、どこら辺が今後の改善点になるか
をちょっと考えてみた。
自由雲台部分は、何気に100円ベースとは思えない、
とりあえず機能として必要十分ではないかな?と
いった感じ。レンズ下向きにしたときが一番負荷
でかいから、ボールヘッドがズルッとずれてお陀仏
かと思いきや、普通に使えてる。なんか、悪くない。
肩の部分は、クランプを緩めたり締めたりしないと
向きが変えられないので、そこはもうちょっと
何とかできるといいなと思いつつ、まぁ、目下我慢
できる範囲。
やっぱ、問題は、肩、肘部分の摩擦力。
ここの摩擦力があまり大きく無いせいで、ちゃんと
固定するためには、ボルトを結構力いっぱい
締めないと、コンパクトデジカメくらいの重さ
だと、ずるずる落ちてきちゃう場合がある。
どうしたら摩擦を大きくできるのか、その辺の
メカニズムを整理。
アーム部分と、その固定部分を考えると、こう。

下が、ダイソーから買ってきた金具。太さが18mm
くらい。ここが細いと、接する面積も小さいし、
接している部分の半径(赤い矢印部分)も短い。
アーム長に対して摩擦で支える部分の面積も
半径も小さいから、アームやカメラの重さの
モーメントを支えきれないわけだけど、じゃぁ
どうすればいいかといえば、上みたいに、
半径も面積も大きくすればいい。
というわけで、あまりに困るようなら、アームを
もう少し幅広いヤツにとっかえて、あと、ゴムで
作ったパッキンや、それを支える座金の直径も、
それに合わせて大きくすればいいなと。それによる
重量の増分は、そんなでも無いだろう。
とか考えてみたあとで、よく考えたら、今回買った
金具って、いっぱい穴空いてたよなぁ…と。
じゃあ、もっとアーム長を短くしてもいいんじゃね?
って思って、試してみる。

5+5=約10cmほど短くしてみた。これでも伸ばすと
45cmくらいあるので、机の上なら十分使える長さ
って感じ。
これでいんじゃね?
これで、かかるモーメントは7割くらいまで減ってる
はずなので、使い勝手はかなり改善してる気がする。
(製作の記録2へ)
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