Raspberry PiにRails環境構築。一応出来たことは出来た。
スキャフォールドで、DB絡めた簡単なサイト作って、
PC側のブラウザからアクセスして、データ更新したり
参照したりはできるようになった。なったことは
なった。
やっぱり遅いんだよな。レスポンスが。でもまぁ、
動くことは動く。4コアの新しいRaspberry Piなら、
もっと軽いんだろうな。
けども、Railsだと、周辺のマイコンと連動させて、
マイコン側からのデータを元にDBを更新させたり…
ってことをやらせようとすると、色々困ったこと
になりそうな感じ。
マイコンからサーバ側(Raspberry Pi)にアクセス
して、データをかき集めようとすると、できるだけ
単純なやり取りで済ませたいんだけど、Railsを
使っちゃうと、POSTメソッド使って、セッションID
をやり取りして…みたいにしないと、うまいこと
連動できない感じ。
環境構築に丸1日以上かかったのに、これを放っぽって
しまうのは気が引けるんだけど、とりあえず、もっと
簡単そうな、Python+bottle+sqlite3で、似たような
ことをやらせてみる。
…いいねぇ、bottle。やっぱいいねこれ。すごい
シンプルでサクサク。
環境構築なんて、フレームワーク用のテキストファイル
を1個ダウンロードするだけだし、自作プログラム側も
やりたい放題だし。ActiveRecordみたいな仕組みが
あるわけじゃないから、モデルとの連携っていうより、
素のSQL書いちゃうんだけど、まぁ、それはそれで
手っ取り早くやるには悪くない。
ってわけで、マイコン→サーバに蓄積→モータとか機械
を操作、みたいな流れだと、Python+bottle+sqlite3
はかなり楽できていいなぁ、って気がする。
動作もサクサクでレスポンスが良い。コードもすごく
書きやすい。
なんにしても、Raspberry Pi用RaspbianにrubyとRails
を入れるの、すんごい大変なのが判ったので、せっかく
作ったこのOSイメージは、PC側に吸い上げておいて、
いつでも使いまわしできるように、保存しておきたい
ところだな。
まぁ、あまり古くなっちゃうと、セキュリティーの
問題とかでまずくなっちゃうだろうけど。
bottleは、何回か弄ってみただけだったので、
簡単っぽい、軽い、って言うこと以外は、あまり
予備情報が無かったんだけど、
http://myenigma.hatenablog.com/entry/2015/06/27/112553
クッキーも使えたり、ファイルの送受信もできたり、
なにより当然ながらルーティング周りをさくっと
実装できちゃうの、楽だなぁ、って気がする。
テンプレートエンジンも色々絡められるしなぁ。
そういう意味では、bottleみたいなフレームワーク
って、DjangoとかRailsみたいな本格的なフレーム
ワークと違って、構造も使い方もシンプルで軽いから、
IoT用に、マイコンとかと絡めて使うフレームワーク
としては、結構便利なモノなんじゃないのかなぁ?
という気がする。
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