猫とおかちゃと月光仮面    のんびりふんわり自然農

~田舎でのんびり自給生活…のはずが
    無農薬、無化学肥料の自然農。猫の手借りたい時もある~

お茶摘み

2014年06月03日 | お茶
こないだの日曜は、村のお茶摘み。

村には「日役」というのがあって、シカ柵の修理だとか、イベント用の山菜摘みだとかを村人が順番に参加してこなす。
丸々一日の作業だと、男子は1万円、女子は8千円の日当が支払われるらしい。
参加しなかった人は、その都度数千円を村に支払う。

お茶摘みも日役の一つ。
休耕地に村の若手(と言っても60代半ば~70代半ばの男性たち)が中心になってお茶を栽培している。
摘むのは婆さんたちでもできるので、日役となっている。

お茶摘みというと、かすりにたすき掛けの若い娘さんたちが優雅に静々と行なうものだとばかり思っていた私にとって、これは大変なカルチャーショック。

○○ちゃん、この頃見かけんなあ。
 (この村では皆、下の名前で呼び合う)
入院しとってらしいで。
え、どこ悪いん。
こけたらしいで。
いつこけたん?
知らんけどな。
どこの病院ね。
さあ。
町立ちゃうか。
ああ、そやろ。
そやわ。この辺は町立に決まっとる。

信憑性に欠ける噂話が練り上げられていく過程を、この日つぶさに見てしまった。
恐るべし婆さんパワー。

婆さんたちのご指導を受け、私も摘みました。
コメント
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